合格者する方は、どのように問題を解いているか、
合格者思考を知ることが、合格への近道です。
本日は予想問題から合格者思考を見える化してみます
まずは以下の問題に挑戦してください
【オリジナル問題】
厚生年金保険法附則第4条の3第1項及び第4条の5第1項に規定する高齢任意加入被保険者は、 国民年金法の被保険者としない。
【答え】
×
どうやって×と導きましたか?
なんとなく、怪しいから×、前にやったことがあるから、×とか
してませんか?
解答のステップを見える化
合格者は、問題文を読むと、論点や答えが目に浮かんでくると言います。
予想問題を用いて合格者が見えてるイメージを解説します。
ステップ1:論点の抽出
初見で読んだ時に
緑:重要論点
正誤にかかわるポイント:紫
が浮かんで見えてきます。
※慣れれないうちは、重要論点と、正誤判定ポイントをマークします。
厚生年金保険法附則第4条の3第1項及び第4条の5第1項に規定する高齢任意加入被保険者は、 国民年金法の被保険者としない。
ステップ2:問題文を要約
要約:高齢任意加入者 = 国年の被保険者 → ○ または × ??
ステップ3:論点毎に記憶を呼び出し確認
コツ:覚える必須論点の数と内容で覚えておく(論点管理記憶法)
今回の問題は論点が複数ある、少し難しめの問題です。
☆複数論点パターン
論点確認(資格得喪)
Ⅰ.高齢任意加入被保険者とは?
論点 条件3つ
年齢条件:70歳以上・・・・①
その他の必須条件
・厚生年金の被保険者・・・②
・老齢/退職の給付の受給権なし・・・③
Ⅱ.国民年金法の被保険者とは?
論点 3種類(1~3号)と年齢条件
「第2号被保険者」固有の条件
年齢条件
1号 20~60歳未満
2号 ~65歳未満 65歳以上※1・・・①
3号 20~60歳未満
※1その他必須条件
65歳以上の条件
・厚生年金の被保険者・・・②
・老齢/退職の給付の受給権なし・・・③
ステップ4:論点を整理
ⅠとⅡの論点を比較
①②③が一致
ステップ5:問題文の正誤ポイントをチェック
国民年金法の被保険者としない。
国民年金法の被保険者となるので
答えは×
ステップ6:問題文のチェック
本試験の見直しように論点をマーク(本試験では直線、波線、記号等で対応)
<演習の場合>
誤り論点と正しい論点をマーキング
誤り論点:赤
正しい論点:青
問題文のマーキング例↓
厚生年金保険法附則第4条の3第1項及び第4条の5第1項に規定する高齢任意加入被保険者は、 国民年金法の被保険者としない。
☆問題の復習/見直し方法
問題文の論点、正誤ポイントをマーキングしておくと、
本試験の見直しの精度が高まります。
演習では問題集の2回転目以降、復習の時に論点だけを読んで演習ができるので時短になります。(直前対策に特に有効)
コツは、〇、×を答えるのではなく、
なぜ正解論点なのか、誤り論点なのかを答えることです。
市販書で合格者思考を学ぶ
TACの無敵の社労士シリーズが、
令和3年本試験を用いて、正解を導く過程を解説しています。
これ、本当に良書です。
このテキストで復習すれば、過去問、答練をする際に
どのように解けば良いのか感覚がわかるようになります。
【まとめ】
なんとなく、みたことがあるから、〇、×と答えるのではなく、
今日、合格者思考のイメージがわかったならば真似てみることから始めましょう
アウトプット期間に解答手法を意識して演習すれば、
合格に必要な得点力が備わります。ぜひお試しください。
ポイントは、論点を抽出、記憶を正しく引き出す力を身に付けることです。
正しいアウトプットを続けていれば合格が近づきますよ
それではまた明日
☆御礼☆
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