令和3年選択式 基準割れ対策 労一
厚生労働白書の270ページ 「生涯現役社会」の実現から、でまくりました。
全509ページもある白書を読み、暗記なんで、不可能。
去年は統計名称がノーマークで、物議をかまし、
今年は助成金で、難問化しました。
来年も、またテキストに未掲載から出題されるとなると、
正直対策が立てようがありません。
今年に労一を3点確保してる方は、
予備校(LEC澤井先生の講座等)が的中させたから、
独学で白書を読み込んだから
勘でなんとか当てた
読解力であたった
こんな感じです。
勘も読解力も、まぐれあたりに近い感じもします。
最近の傾向は、実務よりの論点が狙われてる。
企業側が必要としてる、課題と思ってることは、
アンテナを高く把握していくしかないと思います。
後だしじゃんけん的な意見になってしまいますが、
たしかに、助成金は、雇用安定助成金で話題となり、4兆円以上も給付してます。
雇用保険の値上げになる要因となってます。
高年齢も70歳までの就労努力義務となりましたので、狙われておかしくないと言えます。
企業側、顧客目線で、情報をみてみると良いと思います。
goukakuget.hatenadiary.com
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以下は令和2年第52回の内容からの対策
今年も1点で合否がわかれた方が多数います。
#社労士試験タグ検索したところ、個人的に調査したまとめですが、
【高得点でも基準点割れの分析】
択一50点越え(基準点44)の実力者では、労働基準法/安全衛生が2点となり基準点が1点足らずに涙を飲んだ方々が多いようです。
労一も1点が4割だった難問ですが、択一の高得点者は、2点以上を確保されてるようです。労一5点満点で労基2点の方も…心中お察しすると非常に辛くなります。
これは今年の労一は、過去の傾向通りに統計の数値を選ぶのではなく、逆に統計名称を答えさせる問題でした。
どのテキストに載ってる主要な統計名称は少なくとも答えに3つはありました。
また過去問に統計名称を答える問題はでています。
・労働力調査
・就業構造基本調査
・就労条件総合調査
勉強をされてる方々は、何とか知識を引き出せたと思われます。
昨年の『えるぼし』などは、テキストに掲載されてる、載せてないところとわかれてました。
※『えるぼし』は常識問題に相応しい?→テキストに掲載なくても、受験生より実務をしている方や、一般人の方が、わりと知ってる内容でした。
市販書や予備校のテキストに掲載されてない内容が出題されると、超難問化します。
テキストに掲載あれば、予備校、通信利用者は有利です。
労基Bの判例は、未掲載率が高く、
安全衛生Eの、高さ制限1.5
メートルは、大手予備校テキストも未掲載。
テキストに未掲載だと、独学者との差がつきません。
ヤマ勘、読解力で当てる勝負となります。
判例問題は、後付けですが、読解力で解答できると、予備校の本試験解説では言われてます。
合格した人の中には推理で当てれた方が多かったのでは?
故に基準点もギリギリ3点のままと推察します。
私は過去問で高さに関する問題で、1.8
メートルがあったので、近い1.5を勘であてました。
【選択式対策】
上記から言える対策は、
①皆が解ける問題は必ずとる
②難問は読解力、推理力で当てる
となりますが、
①はテキストの精読、過去問、予備校の常識対策でカバー可能
選択式のみに出題されやすい、目的条文などは、選択式専用の問題集で対応できます。
問題は②の未掲載問題の対策となります。
皆が読解力で当ててしまえる問題をどうするかですね
今年で言えば、労基の判例問題。
余裕があれば判例集を読み込むですが、ここも予備校の答練や模試などの、新作問題集で対応が無難です。
【目玉の判例】
今年ならば、同一労働同一賃金で、最高裁判例の3つ
・メトロコマース
・大阪薬科大
・日本郵便
は狙われる可能性あり
とここまでは、正論の勉強方法
☆☆☆☆☆
【真の選択式対策】
≪精読方法≫
テキストの条文は、どこが抜かれても答えられるようにする。
わかってる条文でも、隠されると暗唱できない事が多々あります。
例えるならば、
『バラの漢字は、読めるが、書けない』のと同じ
常にテキストでも過去問でも、どこの文字を隠されても答えられるアウトプットの意識が重要となります。
『オリジナル選択式問題集の作成』
テキストを赤マーカーと暗記用のシートで、隠してオリジナル選択式問題集にする。
→マーカーだらけになると見にくく、使いずらい場合は、二冊購入して、一冊をマーカー記入の選択式訓練専用にする。
≪ペーパレス学習は選択式にも有効≫
オススメは、ペーパレス学習で、タブレットにテキストを取り込み、タブレットのペンでマーカーをする。これなら、書き込み自由自在!
≪日々是常識≫
テキスト以外に日常生活でも、労働、社会関連の話題は注視します。
例えば
敬老の日のニュース
100歳以上が8万0450人
総務省 人口推計
常に意識していれば、脳のRASが働き沢山の情報に気付き触れられます。※過去記事のRAS勉強法
昨日お伝えした、メルマガも必読です。
『独立行政法人労働政策研究・研修機構
JILPTメルマガ』
https://goukakuget.hatenadiary.com/entry/2020/10/10/063808
≪選択式のマークテクニック≫
AからBになる…
と問われて、AやBに当てはまる答えが、
BからA になる…でも、日本語として問題ないケースは要注意です。
条文とおりの順番でないと不正解
これを逆にしたら、2点失います。
あと1点を確実に取りに行くテクニックもあります。
両方同じ答えをマークします。
※同じマークをしても不正な解答になりません。
選択式は、意地でも無理やりでも3点ゲットが大命題です。
5点満点は不要です。
各科目3点ならば24点はとれます。
今年の合計基準点は25点です。
この点数バランスを意識して、合計基準点を先に確保してから、残り時間で難問や4点以上に挑むのが合格への近道です。
あと約10月後には令和3年の本試験です。
いままでの蓄積をさらに磨き、合格を成し遂げてください。応援しております。
#社労士試験
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