令和5年社労士試験の選択式を実際に解いてみました。
最初の感想は、解くのに頭を使う時間がかる問題が多いとかったです。
3年前までは選択式と言えば時間は余るのが普通でした。
あまった時間を超難問、奇問の常識問題に取り掛かってました。
昨年からは超難問、奇問、悪問はなくなったかわりに
判例が労基以外の科目(2年連続で労一)でも出題される
選択式で事例問題がだされる
長文になっていると単純に記憶だけでは解けなくなってしまいました。
TAC岡根先生曰く、国語力が必要になっている。判例を暗記していなくても解けるとおっしゃてましたが、独特の用語もあり初見では厳しいかなと私は思います。
判例対策は早めにやることが、これからは必要ですね。
👇
午前から頭をフル回転させられ、午後の長時間の戦いである択一式にも影響しそうなレベルの問題でした。
事例問題で難しかった一つ
マクロ経済スライドは、今年の数値を覚えておけば良い問題は過去に出題されてました。本年は、令和X年度が、前年度から、どうなるかを考えさせる問題でした。
今年は新規裁定者の改定率と既裁定者の改定率が異なった年で、ヤマを張り数値を丸暗記していた方も多かったと思います、出るには出たけど、X年度で出題されるとは誰も予想していませんでした。
👇のようにグラフで理解していた方は正解できていました。
来年度の対策としては、他の数値系も丸暗記でなく、どのように算出されているかを
理解しておく必要がありそうです。
あらためて試験問題を解いての感想ですが・・・
各予備校の講師曰く、選択式は難問が減って簡単だと言っておられますが、
あの極度の緊張している中で、問題を解く事の難しさ配慮していない意見はどうかと思いますね。合格がかかってない、オフィスでお気楽に解くのとでは1問の重みが全然違います。本試験に魔物(プレッシャー)が住んでいます。自宅に戻り自己採点すると、なぜこの問題を落としたのかと悔しい思いをしてしまう方が普通です。そのミスをいかにおさえて基準点をクリアした人が勝ちとれる狭き門なのです。
択一で合計の合格基準点を超えている方は選択式で基準点を割れただけならば、受け続ければ必ず合格できます。大学受験だって複数校トライして1つ受かれば良いと考えてたりしてませんでしたか?社労士試験は1年に1回なので、大学3校を併願して1校受かる確率と同じとすれば、3年受ければ受かれば上等ぐらいに思ってメンタルを気楽に構えるコントロールできる術も必要な力と言えます。あとは忍耐、継続力があればばっちりですね。
運がないと合格できないような奇問、悪問がなくなる傾向が続き、真の実力勝負となる問題となるならば、正しい勉強をすれば必ず合格できます。
正しい勉強を知るならば👇
北村先生の非常識合格法
難易度を上がり、ビギナーズラックでの合格は難しくなったと言えますが、
しっかり勉強した分が合格する確率に比例する問題傾向と言えます。
来年受験される方は、丸暗記でなく本質を理解する勉強を心がけてみてください。
必ず報われます、自分を信じましょう!
それではまたあした
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