令和4年選択式の傾向分析
選択式試験の傾向が、かなり変わったとの声が多いですね。
幸いなのが、運ゲーのような奇問、難問が減ったこと。
逆に法的思考の実力を問われることになりました。
結果として、いままでは時間が余るのが選択式でしたが、
時間ギリギリまでかかるような難しさになってます。
午前に脳体力を消費して、そのまま午後の長時間の戦い選択式になるので、
今年もまた社労士試験の難易度があがってしまいました。
3つの変更点
1.判例、事例、実務的な問題が増えた
判例が従来は労基法1問でしたが、
今回は労基法、労災、労一で出題されました。
2.長文化
3.感で当てるような問題が減った
当て問は、以下の2問ぐらいでした
当て問となった難問
<労務管理その他の労働に関する一般常識:労一>
障害者を雇用した事業主は、障害者の職場適応のために、【 C 】による
支援を受けることができる。
選択肢候補
⑰ジョブコーチ ⑱ジョブサポーター
⑲ジョブマネジャー ⑳ジョブメンター
※ジョブサポーターと迷った方が多かったようです。
答え:⑲ジョブコーチ
この問題、大手の速報解説を確認しましたが、
難問指定になってました。
唯一、佐藤塾 佐藤としみ先生は、自信満々に、簡単な問題と解説
なぜならば、テキストにあり、きっちり説明されてたからとのこと。
佐藤門下生にとっては、頂き問題だったようです。
<社会保険に関する一般常識:社一>
厚生労働省から令和 3 年 11 月に公表された「令和元年度国民医療費の概
況」によると、令和元年度の国民医療費は 44 兆 3,895 億円である。
年齢階級別国民医療費の構成割合についてみると、
「65 歳以上」の構成割合は【 A 】 パーセントとなっている。
選択肢
⑦ 31.0 ⑧ 46.0
⑨ 61.0 ⑩ 76.0
この問題はクレアール斎藤先生(実際に会場で受験)も、
61%か76%で迷ったそうです。
答え:⑨61.0
実務的な問題は雇用保険3問
「雇用保険被保険者離職票」を絡めた問題
開業して手続きをやっている、いまならば答えがわかりましたが、
テキストしか読んでなかったら、焦った問題だなと思いました。
受験生の反応
選択式から難問奇問が消えて、概ね、皆さん安心されて、
逆にこれで良いの?と不安になる声も・・・
Twitter情報見てる限り、選択式は30点越えが続出してます。
各科目3点とらないと厳しい試験になったとも言えます。
この状況で、救済があるのかが、次の気になる点ですね
救済情報は、大手のデータ発表待ちとなります。
救済予想
大手予備校の自己採点データ集計中ですが、
各講師の肌感予想では、救済はなさそう
あって、社一が2点になるかどうかです。
このあたりは、引き続き最新データをウオッチしてお知らせしていきます。
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それではまた明日
☆御礼☆
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