ROA、総資本回転率・・・経営指標を聞くとアレルギー反応示す経営者がいます
専門的な部分は税理士先生におまかせしてる言われます
その逆でやたらと数値に強い経営者ももちろんいらっしゃいますが、
私の所へ相談ある方は、数値と法律に弱い傾向にあります
3期の貸借対象表(BS)と損益計算書(PL)の分析をしてまいりました
経営改革を進めるうえでのアドバイスは、数値分析も大事ですが、
「社長として、会社を将来どうしたいのか?10年後のあるべき姿を決めて、
理想の未来からバックキャストで現状の対策を考えましょう」とお伝えしています
数値の立て直し戦略を考え、社員がイキイキ働ける環境を作るのは経営者の役目ですが、実践するのは人。「人を動かすためには、社長の想いをパーパス(志)として表して全従業員と共有すること、風土改革が初めの一歩」となることを理解頂いています
(=パーパス経営)
社労士は人と組織の専門家です
経営資源は、ヒト、モノ、カネ
社労士は人と組織の専門家としてヒトの対策で活躍できます
カネについて精通していれば、二つの経営資源「ヒトとカネ」について総合的なアドバイスができるようになります
税理士と社労士のWライセンスの先生が強いのも納得です
税務と経営管理は似てるようで独自な知識が必要なので、経営戦略を数値を分析してアドバイスできるような知見を磨けば、社労士としての優位性が高まります
「数値なんて、私には無理」と社労士の同業からよく言われます
開業社労士ならば、経営者でもあるわけですから、事務所経営をされている以上、知見はあるはずです。
サラリーマン時代に営業をしていたら、売上、原価、粗利等確認していたことありませんか? 営業でなくとも、会社や部署の会議、年度末等で数値について説明があったと思います。会社経験あればなんらか馴染みがあるはず。一度体系だって勉強すれば、点と点だった経験知が、知見にブラッシュアップされます
中小企業の経営者は売上を上げるプロが多いのですが、管理系が苦手な方が多い
基本的な知識をわかりやすく伝える、一緒にBS、PLを読み解いてあげるサポートをするだけで喜ばれます。法律に精通することは社労士として当然ですが、数値もやらず嫌いでなく、取り組まれると、新しい道が開かれます
社労士×財務+αで差異化をはかりましょう
【参考】
決算書アレルギーがある方は、クイズで楽しく学べる本があります
これ全体概要がつかめるのでオススメですよ
簡単な本で、超基本レベルをおさえてから、一般的な参考書から知識を得るのが効率学習の鉄則です
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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