「オススメの過去問はありますか?」と良くきかれます。
ご本人のレベルや好みがあるので答えが難しいのですが、
私が重要視しているポイントについてまとめます。
過去問の選び方2024版
選び方のキソから説明します。
最初に悩むのが何年分をやるべきか?
市販書では過去5年、10年が購入できます。
社労士過去問サイトや、予備校の過去問だと10年以上も演習できるものもあります。
【参考】
クレアールの過去問20年分
社労士過去問ランド18年分
時間的に余裕があるならば、
最低10年分の過去問を選んでください。
出題形式別
条文別にまとめられているもの
択一式、選択式、それぞれ専用の問題集を選びます。
最初のアウトプットは択一式で演習します。
択一式で6割以上とれるようになってから、選択式を追加します。
択一式の場合
「一問一答型」、本試験と同様の「5肢択一型」があります。
最初に選ぶ場合は、「一問一答型」にします。
直前期に本人のレベルに応じて「5肢択一型」を追加します。
選択式の場合
択一式の知識でとけない選択式ならではの問題を識別できるマークがある
大原のトレーニング問題集がベストです。
時間的な余裕がある(2年目等)、選択式が苦手な方は、
早めに選択式の専用問題集を取り組むと効果的です。
特に、救済になりにくく、3点ゲットが難しい安衛法と労基法の選択式対策は必須です。
3つのポイント
①解説が詳しいこと
・解説を読むだけで、理解できる説明がある。
・正解〇問題の解説も、詳しく書いてある
「設問のとおり」と省略していないこと
今年の本試験(令和3年)
<労働基準法>
問1 A
労働基準法第 1 条第 2 項にいう「この基準を理由として」とは、
労働基準法に規定があることが決定的な理由となって、労働条件
を低下させている場合をいうことから、社会経済情勢の変動等他
に決定的な理由があれば、同条に抵触するものではない
【解説】
正解:○
設問のとおりである。
と書いてある過去問題集を選んではいけません。
解説が一番詳しい過去問(市販書)
『山川社労士予備校の過去問10年』
Amazon限定発売なので、書店で立ち読みでないので、
当ブログで、一部特別に紹介します。
※イ―プロスト社許諾あり
ヤマ予備の過去問から抜粋👇
【オススメ理由1】根拠条文、通達等の番号が記載がある。
法 1 条 2 項、昭 22.9.13 発基 17 号、昭 63.3.14 基発 150 号
【オススメ理由2】付随する論点の解説がついている
設問のとおりである。また、例えば、労働基準法において、女性
保護基準が改正された場合に、労使の自主的な話し合いによって
法改正の趣旨に沿って労働条件を変更することも本条に抵触しな
い。
②問題の難易度マークがある
難易度マーク(または正答率)がわかれば、
初学の時は、基本的な問題だけピックアップして学習できます。
社労士試験は基本論点の把握が一番重要なので、難易度マークは重要です。
社労士過去問ランドは、無料で使えるサイトです。
本と違うメリットがあります。
利用者の正答率がリアルタイムで表示されます。
連動して難易度レベルマークもあります。
③テキストの掲載ページがわかる
インプットテキストと過去問がリンクしている。
相互の学習が迷子になることなくスムーズに行き来できること
過去問を選ぶ時は、必ずテキストをセットでチェックしてください。
相互の行き来し易さを確認が必要です。
その他の選定ポイント
・軽さ、コンパクトさ
科目毎の発売、PDFテキスト等
・読みやすさ(カラー)
カラーか白黒かは好みにあわせます。
白黒の方がマーカーしやすいメリット等もあります
・暗記シート付
大学受験でつかった赤シートが付いてる過去問があります。
・テキストの評判が良い予備校の過去問を比較
テキストのオススメTOP3は👇
テキストや過去問選びは、独学者の合否に大きく影響します
一番重要な選ぶコツは、本人との相性です。
相性は自身のレベルの変化によってかわります。
勉強中盤になったら、テキスト等見直しも有効な方法です。
最適な過去問etc.との出会いのヒントになれば幸いです。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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