7月に入り、社会保険労務士試験まで残すところ約1ヶ月半となりました。多くの受験生が「もう時間がない」という焦りを感じているかもしれませんが、この超直前期こそが合否を分ける重要な時期です。今回は、限られた時間を最大限に活用するための戦略的学習法をお伝えします。
超直前期の心構え
完璧を求めるな、合格点を狙え
この時期になって新しい分野に手を出すのは危険です。既に学習した内容の定着と、確実に得点できる分野の強化に集中しましょう。社労士試験は満点を取る試験ではありません。選択式試験で各科目3点以上、択一式試験で各科目4点以上、かつ総得点が基準点以上あれば合格です。
メンタル管理の重要性
不安や焦りは学習効率を大幅に下げます。「今やっていることが正しい」と信じて、一日一日を着実に積み重ねることが大切です。
超直前期対策に追加すべきこと
・選択式対策(択一式の対策でとけない問題を演習)
・暗記系に力をいれる(語呂合わせで覚えた内容は、要注意、語呂は覚えていても、何の論点を暗記するものか、思い出せなくなる場合あり)
暗記のテクニック
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・計算問題は電卓を使わず、手計算で本試験同様に演習する
・解答スピードを意識する(択一式の場合1肢30秒 / 3時間で350肢:1肢にかけられる時間=30.857秒)
・1日単位で、本試験と同様に複数科目の演習を行う(横断整理学習)
超直前期の問題演習のコツ
過去問の活用法
- 過去5年の問題に絞る(あまり古い問題、特に年金科目はやらない)
- なぜ正解かをこたえる(〇、×だけを答えない)
模擬試験の受け方
- 本試験と同じ時間帯に実施
- 見直し時間も含めて時間配分を練習
- 失点はラッキーと考え、復習して合格への確実な1点につなげる
超直前期にやってはいけないこと
- 新しいテキストや問題集に手を出す
- 夜更かしによる学習時間の確保
- 完璧主義に陥る
- 他の受験生と比較する
体調管理
- 規則正しい生活リズム、朝型にシフト
- 適度な運動でストレス発散
- 栄養バランスの取れた食事
- 十分な睡眠時間の確保
まとめ
超直前期は不安になりがちですが、これまで積み重ねてきた学習を信じて、着実に前進していきましょう。完璧でなくても、合格基準点をクリアすれば社会保険労務士になれます。
特に初学者は、超直前期は、急激に得点力がアップする時期です
最後まであきらめず、やり抜き成し遂げましょう!
限られた時間の中で最大の成果を上げるため、戦略的に学習を進めていくことが重要です。体調管理にも十分注意して、本試験当日にベストパフォーマンスを発揮できるよう準備していきましょう。
皆さんの合格を心から応援しています!
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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