社労士の本試験を受験され、来年も試験に挑む方へ
得点毎に来年度の勉強戦略を練るためのヒントをまとめます。
社労士本試験の自己採点結果の分析と対策
択一式、選択式の合計点を確認してください
そして下記のマトリックスにあてはめます
合計点別の具体的な社労士試験の択一対策
Aの方は選択式で科目基準点割れ、救済待ちかと思います。
実力は合格レベルを超えてますし、ご自身で軌道修正できると思うので割愛します。
本日は、B、C、Dの方を中心に学習戦略のヒントをまとめます
特に択一式の点数が足りてない方(C、D)の方へお読み頂きたい内容となってます
A・・選択式、択一式共に合格圏内
→社労士試験の制度は、真の実力者でも涙を飲む採点方式、
あきらめず受験しましょう(大学受験ならば併願、複数学校受けて、どれか1校受かれば良しとしますよね、私は社労士試験は1年に1回しか受験できないので、複数年受験は併願と一緒と思って気持ちをコントロールしてました)
B・・択一式は合格ラインを超える実力がある。選択式が不安な状況
今年は選択式対策を早めの段階から取り入れる。
選択式の知識がないと解けない問題を多めに演習する。
例えば目的条文、一般常識対策[法令及び白書・統計数値]、判例、数値の暗記 etc.
テキストを選択式問題集のように活用する
アナログですが暗記シートで条文で重要論点にマーカする
(赤いペンで塗り、緑のシートで隠す)
精読時に消した部分を思い出しながら音読してください。
C・・選択式に苦手意識はない。択一式が合格ラインに届かない状況
基本的な知識は身に付いていますが、以下の2点の力が足りない状況です。
・限られた時間で多くの問題を解答する力が足りない
・他の選択肢に惑わさせてしまう(選択式のように読解力だけで解けない)
いずれの原因も試験を本試験を想定した演習不足です。
択一式は理解力、知識量だけあっても
「知識の正確さ」
「問題を早く解く力」がないと本試験では合格基準点を超えられません。
「知識の正確さ」を身に付ける方法
複数年勉強していると問題演習ばかりになりがちです。
問題演習数が足りないのが原因と言いましたが、急がば回れ。
テキストの再度の精読をオススメします。
初学と違うのはテキストは労基法→安衛法→・・・→厚生年金→国民年金
と定番の順番で学習計画を作らないことです。
・配点率が高い社会保険科目から先に勉強する
・苦手な科目から開始する
・並行学習をする
→関連科目を並行学習することで、総合的な理解ができ知識の厚み深みがでます。
並行学習(横断)こそが、複数年受験生ならば、すぐに取り組めるのが特権的な学習法です。
「問題を早く解く力」を身に付ける方法
一肢30秒で正誤判断する訓練が必要です。
1問単位では、30秒を意識されてる方の盲点
本試験は、択一式で350肢あります
一度に大量の選択肢の解読を続けると、脳も疲労します
最初は労基法は順調でも後半戦の社会保険に進むころになると
疲労困憊、なのに、難易度が高い年金科目
追い打ちをかけるように長文問題も多い
この状況かで、30秒で解くのは非常に難しくなってきます。
<スピードを身に付ける効果がある訓練>
本試験を想定し10科目満遍なく、複数科目を一気に
時間を意識して演習する訓練が必要です。
D・・択一式、選択式とも合格ラインに届かない状況
択一式、選択式ともに合格基準に達っしていない場合は、
インプット重視、択一式が合格ラインになるまで選択式対策は後回しでOKです。
原因別の対策は下記のとおり
①正しいインプットができていない
読んでわかる。わかったつもりになってませんか?
「わかったつもり」では得点につながりません。
つまり知識が曖昧、正確に記憶できていない状態です。
対策はテキストと過去問を並行で精読してみてください。
どの論点が、どのような問題文になるかを確認しながら読み込むことで、
重要な論点の理解が深まります。
②基準点割れ(択一式4点未満)がある
苦手科目が影響しています。
社労士試験はオールラウンダー、各科目平均した知識が必要です。
苦手科目対策をするならば、
超基本テキスト、超基本問題からはじめると苦手意識を減らせます。
急がば回れ作戦です。
超基本テキストは、TACの関西の重鎮、貫場先生の「はじめの一歩」がオススメです
貫場先生とは?
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鉄は熱いうちに打て、「社労士試験は熱いうちに分析せよ」です。
それではまたあした
☆御礼☆
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