早稲田大学 鈴木先生の労働法講座を先日受講しました。
東京都の支援があり、なんと無料、内容は超有料級。
150名程の参加者。一般向けなのに過半数以上が同業者だったようです。
参加目的は法律の解説法、伝える技術のブラッシュアップです。
毎年多くの学生に講義されているだけに、超絶わかりやすい。
法律の説明は当然ですが、間の取り方、冗談、講義進行で多くの学びを得られました。
受験にも使える鈴木先生のテキスト
都主催でしたので実務や労働法の基礎を学ぶ講座でしたが、
テキストをみてびっくり。
今年の選択式 労一の判例:大日本印刷事件が掲載されてました。
本試験前にテキストがあったら、多くの受験生が救われたと思います。
逆を言えば、先生が的中されたのは、本試験が実務で重要な判例をピックアップしてきていると言うこと。奇問が減り、実務的な問題が増えてきた傾向の証と言えます。
来年の試験も実務目線での学習がポイントとなりそうです。
市販されてませんが、先生の講義、セミナーは次回もどこかであると思います。
要チェックです。
判例対策
判例の読み込みが時間がかかります。受験生用の判例本でなく、実務家が読む判例本の精読が受験対策になると思います。
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初学の方はこちらから読むと良いですよ
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受験生にも役立つ内容も満載でした。
鈴木先生から学ぶシャロ勉3つのコツ
①学んだら速攻で復習
→家にかえってから、落ち着いてからやろうはダメ
その場で復習、なんども復習を心がける
②選択式の学習は記憶に残る
先生のテキストは、穴埋め、重要論点がブランクになっています。
講義をききながら、穴埋めを自分で行うスタイル。
耳で聴き、目で黒板(投影)を見て、手で書く。
五感をフル活用することで脳への定着が違うと実感
社労士試験は選択式(穴埋め)科目があります。
完成されたテキスト読みでなく、選択式問題集をテキストがわりに精読する。
穴埋めを想像しながら読み込む。この方式ならば、重要論点を早く覚えられる。同時に選択式対策もできて一石二鳥になります。
③伝える技術を磨く
わかりやすく伝えるためには、法律の本質を理解していないと、一般の方にわかるような説明ができません。
例えば、「なぜ、〇〇は禁止されているのか?」と聞かれたら、
参加者は、「労基法で禁止されているから」と答えてます。
答えとしては正解でも、本質的な答えにはなっていません。
なぜ、労基法で禁止されるか、
「法律の前に理念があり」なぜ、法律ができたかを知ることが勉強として重要です。
本質がわかれば、平易な言葉で説明ができるようになります。
早稲田の学生さんから、鈴木先生の評判をきいて、参加してみましたが、
大正解でした。いままでわかっていたと思っていた法律も、表層的な理解があったなと気付けました。
日々是学習です。
皆様とともに、各々の目標を成し遂げたいと思います。
それではまたあした
☆御礼☆
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