二日間の防災士研修講座に参加してきました
参加者は行政関係、防災関係、学校、企業の防災担当、報道関係、ボランティア、学生が多いとのこと
士業では気象予報士。質問したら社労士はおそらくいるはずだけど記憶にないと言われました・・
今回の東京会場では70名程が参加されてました
テキストでは、防災士27万人と覚えてたのですが、
最新データ(2024年6月末)では、29万人を超えたとの発表がありました
1月の能登大地震の影響もあり、防災士登録が増えているとのこと
東京会場は九段下でした、社労士としては馴染の駅。東京労働局で良くきている街です
初日は、救命講習が半日。あとは座学で、各種災害について著名な大学の先生等から学びます
実践にすぐ使えて有益だったのは、心肺蘇生方法として胸骨圧迫※1、人工呼吸やAEDの使い方を学び、その場で実技の訓練を反復したことです
※1有効な心拍出量を得て、酸素の含まれた血液を循環させようとする手技
今回は人数が大勢いたので、マネキンでの練習でなく、各自下記の人体がかかれてるシートと、心臓の形をした練習ツール
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胸骨の圧迫は、5センチぐらい押す必要があります
心臓ツールを、はじめ押してみますが、音がなりません
かなり強くおして、はじめてOKの音が鳴りました
押すリズムは、1分に100から120回のペース
救急車がきてから、隊員から圧迫をやめて良いと言われるまでやることが大切
※救急隊がくると、勝手にやめてしまう人が多いので注意とのこと
講習を無事おえて、
「心肺蘇生+AED講習会 修了証」を頂きました
講師曰く、「今日から、倒れている人をみかけたら、率先して救助しましょう!」といわれました。責任重大です
危機管理専門の社労士としては、
企業としての安全対策、安全配慮義務(労働契約法5条)、BCP(事業継続計画)の説明は、防災の切り口からの解説は大変参考になりました
私は人的災害(テロ、事故等)の対応経験は豊富ですが、防災士は自然災害対応がメイン。防災とし減災の考え方、ソフト対策は、企業の危機管理をコンサルティングするうえで、共通点も多く、あらたな気付きもありました
危機管理の基本となる「情報」
・わかる人とわからない人がいても良い情報ではない
→わかった情報がいかされたかどうか
=情報は利用するもの
訓練について
ハイパーレスキュー隊長の名言
毎日訓練することについて
隊長「本番で訓練以上のことはできない」
災害の現場は、訓練を遥かにこえる厳しい環境で、訓練の場と大きくことなる
はじめての現場でだせる実力は訓練で得た力が基本となる、
訓練で基本を磨き高めるしかないということですね
これって士業のお客様対応でも、
「お客様の現場対応で訓練(勉強)以上のことはできない」が大事。
資格試験の受験も同じ
「本試験で学習以上のことはできない」
あたらしい学びは刺激があり、その先に成長があります
引き続き良き学びと実践を続けていきたいと思います
それではまたあした
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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