社労士試験はテキスト何回読めば合格できるのか?
合格者にテキストを何回読んだかヒアリングした内容です
会った人は、すべて3回以上は読んでしました
10科目もある社労士試験で、テキストの3回転はかなり大変です
統計のマジックで、3回以上読んだ人は合格するとデータが示しているように思えますが、3回以上読んでも不合格の人も多々います
テキストの読んだ回数と合格は比例するデータはないはずです
合格に大切なのは、読む回数より質だからです
脳科学者が解説したテキストのインプット法
脳科学の専門家によると、人間の脳には習熟度があり、慣れたものを見るときには、脳の働きが弱い、文字を読み上げているだけで、理解せずに読んでいる状態になっています
逆に初めてみる内容については、脳は読解するためにフル活動します
脳に刺激があり、この状態が理解、記憶の定着に繋がっていきます
人間の記憶のメカニズム
読むではなく、思い出すことで記憶が定着します
なんども読みなれた文章を繰り返しても、脳が思い出す作業をしていないので、
記憶の定着につながらないとなります
読む回数は、理解できるように、精読する
1回で理解できれば、それでOK
たいていの場合は一回目では理解できないので、2回目も理解するために読んでると思います。そしてやっと3回目で理解できるから、3回読む方が多いのだと思います
理解=得点力ではないので、
理解した内容を思い出し、論点をアウトプットできる訓練とセットになって、
はじめて合格レベルとなります
読みながらアウトプットを行う精読が一番効率が良く、
数ページ読んだら、すぐアウトプットして内容を思い出す、この繰り返し
2回目以降なら、読みながら、先内容を思い出す
とにかく。脳をフル回転してテキストと向き合う必要があります
これがテキスト読みの質をあげる、精読する方法となります
はじめて社労士試験の学習されている方へ
質を重視とは言えば、結果的に3回は読むことになると思いますが、
初学者にとって、分厚い、法律用語だらけのテキストは強敵です
最初の1回目を読み続けて読破することが最大の壁となります。
初学者が3回転させるため3つの秘策
①あえてテキストを精読しない
②過去問と併読する
③スマホ、タブレットでテキストを読む
①テキストを精読しない
1回転目から精読すると挫折します
わからないところは飛ばす。出題頻度が低い条文、細かい解説部分なども華麗にスルー、まずは完投することを目指します。読み終えた達成感が自信になります。
とにかく全科目を1回転させることを優先しましょう。
2回目になると、専門用語や法律的な思考に慣れる、複数科目を学習したことにより、飛ばしたところも読める論点が増えてきます。2回転目は全論点の通読を目標にします。
3回転目、ここで質を高めた精読します。
4回転目以降は読むスピードをあげていきます
②過去問と併読する
テキストの内容が、どのように出題されるかを知ることによって、
テキストの読むべき優先順位がわかります
問題の解説を先によみ、テキスト読むと読みやすくなります。
問題文を流し読みし、問題文の解説を熟読→同じ個所のテキストを読む
→問題文を解いてみる→テキスト・・・章単位ぐらいに、この繰り返しで読み続けます。
過去問の解説が詳しいのは?
ヤマ予備の過去問です(Amazon限定発売)
👇
③スマホ、タブレットでテキストを読む
テキストを読み込むために、隙間時間の活用が大事です。
分厚いテキストは、移動中では読みにくい
そこでデジタルテキストやPDFテキストがある教材を利用します。
通信講座でペーパレス学習が可能なのは?
山川社労士予備校は完全ペーパレス
すべての教材がPDFで配布されます(印刷版もオプションであり)
クレールは紙の本は標準装備にくあえて、PDF教材もセットになってます
👇
以下はクレアール カリスマ北村先生の勉強方法の指南本
資料請求と同時に貰えます(市販では有料で販売)
【参考】ペーパレス学習法
最後にメッセージ
最初の1回を乗り越えれば未来が見えてきます。
自分を信じてまずは読み続けてください。実は、私も新しい資格の勉強を開始しはじめまし。本当にテキストを読むのが辛い。どんな試験でも同じだなと、あらためて実感、一緒にがんばりましょう
【お願い】 この記事も参考になったらアイコンクリックお願いします。 👇