事業継続計画(BCP)コンサルティングを受注しました
社労士でBCP専門家と言うと「珍しいね」「分野が関係するの?」と言われます。
事業を継続させるためには、人と組織が要。BCPを支援するためには、
社労士としてのノウハウが活かせます。社労士×BCPで相乗効果がだせています。
初回のお打ち合わせ内容
「災害発生時のリスク対策が心配」とのご相談でした。
BCPの基本は各事業をタスクにわけて、それぞれのリスクを洗い出しをしていきます。
状況をヒアリングすると沢山のリスクがでてきてました!
社長「どうしてよいか?わからない」との発言があり…
私「リスクを4つに分類して優先順位を決めていきましょう」
優先順位1位:重要度が高く & 緊急度も高いタスク
優先順位2位:重要度が高く & 緊急度が低いタスク
優先順位3位:重要度が低い & 緊急度が高いタスク
優先順位4位:重要度が低い & 緊急度も低いタスク
優先順位、リスクレベルに応じて対策を考えていきます
・改善策を考える
・代替手段を用意する
・保険をかける(金銭的に補う)
・放置する(リスクを受け入れる)
資格試験勉強でのBCP対策応用
優先順位を見極めることは、時間が限られる試験勉強では重要です
勉強をしていると、点数が伸びない、同じ問題を間違えてしまう、暗記ができない等
多くの不安におそわれます。
強い不安に支配されていると、優先順位を明確にすることができなくなります。
下記の状況だと要注意ですよ
・出来なかった問題の論点を深堀し勉強してしまう
・やりやすい問題ばかりやってしまう
合格したいと思う気持ちが先行すると…
特にリスタート者は、優先度が低い方を重視してし勉強する傾向があります。
出題頻度が低い難問、枝葉の論点を深堀してしまいます。(ボトムアップ型)
その結果、重要論点に穴があき、周辺論点を極めてしまう、ドーナツ化現象になってしまいます。
知識の空洞化のドーナツ化現象と理想形の知識の土星型については👇で説明してます
逆に勉強法が確立していない、全体をまだ把握できていない初学や独学だと、
優先順位の判断がつかずに勉強がやってるつもりになっていて、点数に結びつかない事があります。
合格するための優先順位
BCPの優先順位で、緊急度を出題率が高い=やらなければならない論点と読み替えます
優先度1位:重要度が高く & やらなければならない論点
優先度2位:重要度が高く & やりたい論点
優先度3位:重要度が低い & やらなければならない論点
優先度4位:重要度が低い & やりたい論点
優先順位を把握する簡単な方法
テキスト、問題集に、問題のレベルマーク、過去の出題数が記載されているものを選ぶ
出題頻度A、B、Cと記載あれば、頻度が少ないCはパスしても、社労士試験レベルではれば合格は狙えます
基本論点を確実におさせるテキスト
LECのカリスマ 熱血、椛島先生の執筆された市販書が秀逸です。
付録に各科目の1話目は無料で動画講義がついてきます。
初めての科目を勉強する前に、動画で解説が概要が学べるので、その後のテキストが読みやすくなります。
常に優先順位を意識していると、問題を見ただけで、重要論点の問題かどうかがわかるようになります。
優先順位にあわせた対策
優先順位1位は、勉強の仕方を改善します。
2位以降の論点、1位でも時間が足らなくなってきたら、次の対策を考えます。
苦手科目で改善が難しければ、他の科目でカバーする等の代替を検討
保険的な発想としては、多数派に入る。例えば皆が受ける模試を受けておき、皆が知っている問題はおさえる
あきらめる作戦もありあす。例えば得点配分が低い科目や出題頻度がないならば、潔くすてるのも有効です。
社労士試験ならば、安衛法、法改正等は捨てても合格できる可能性はあります。
【まとめ】
試験に出る順、重要順を見極めを意識して、テキストの読み込み、
問題演習を進めてみてください。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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