大手の模試も続々と始まって、Twitterでも自己採点結果が続々と投稿されてました。
TLは高得点の方ばかりで焦ってしまいますよね。
そんな時は模試を「なぜ受けたのか?」を再度確認しましょう。
他人との比較のためでなかったはず。
社労士試験のテクニック
模試の主な利用目的
・自身の現状把握と弱点分析
・会場受験が可能ならば、本試験の空気感を体験する
本試験を想定した実践は、会場受験でなくとも、自宅受験でも可能です。
今回は、次回の模試に向けて、今回の経験や反省を生かして、
別のパターンで試験を受けてみてください。
試す内容は、
・科目毎の時間配分
・マークシートの塗るタイミグ
・問題用紙へのメモの仕方(見直し用、自己採点用のマーク等)
など ありますが、
今回は、以下にスポットをあてて解説します。
科目の解く順番
今回:1科目目の労働基準法から順番に解きましたか?
何の疑問、戦略もなく、1ページ目から、問題を解いていたならば、
次回に工夫してみてください。
自身にあった解く順番が見つかるだけで、点数がUPします。
解く順番のパターン
主に3つに区分されます。
①労働基準法から順番に解く
②社会保険科目 → 労働法 → 一般常識
③一般常識 → 労働法または社会保険
①王道
マークシートの解答欄順に進むので、マークミスもなく、
順当な方法ではありますが・・
特に択一試験では、
労働基準法 問1は、難問が多く、出鼻をくじかれることもあります。
最後に難易度が高い社会保険科目となると、
疲労困憊の中で、残り時間を気にしながら、解くために点数が伸びない場合があります。最悪の場合、時間切れで、すべて解答できないこともあります。
<経験談>
私が合格できたのは、択一式で最初に社会保険科目に挑戦したことが、合格要因の1つです。
社保の難易度が高かったため、予定より大幅に時間をかかってしまいました。
焦りましたが、労働科目になると、社保に関して易しめでペースアップ。
一般常識で残り20分弱でしたが、社一に13分。労一が7分ぐらいの配分でした。
労一は知らない肢ばかりだったので、ほぼ勘。
基準点4点キープが出来れば良いと、わりきれました。実際は5点…。
もし最後に国年にしてたら、まともに問題文も読めず、基準点割れしてたと思います。
※しかも、あれだけ時間をかけたのに、点数は労働系より低かったのです。
②難しい科目を先に挑む
頭を使う科目、国民年金、厚生年金、健康保険から始める
多少時間がかかっても、後半は、難易度が普通の労働法となり、心の余裕が違う。
最後に、一般常識にすることにより、
知ってるか、知らないかの統計問題のため解答時間が短くてすむ。
テキスト未掲載が出やすく、考えても無駄なので、時間をかけず勘でとける。
③一般常識(暗記科目)から挑む
直前まで、まとめノートで確認していた、数値等が、そのままでる場合があります。
忘れる前に、先に一般常識を片付けてしまう方法です。
昨年のTwitterアンケートでは、
②社会保険から解くかたも、3割近くはいました。
わりとメジャーな戦略のようです。
大きなパターンがきまれば、あとは微調整です。
社保、労働の中での順番を決めます。
例えば、社会保険の順番を国年→厚年→健保とテキスト順にやるとか、
健保が年によって、通達が多く難しいこともあるので、
健保からはじめる等
オススメの順番
社会保険の中では、国年が、長文問題も多く、頭を使うので、
早めに片付けておくのも良いと思います。
私は、色々な順番を試した結果
国年→健康保険→厚生年金→労働基準法から順番とおり、
最後が一般常識で確定しました。
健康保険が難しい年がある点と、
健保がベースとなって厚年になってる部分が多いので、
難しい順と、科目の関係性を重視して決めました。
さらに
効率重視目指す場合
択一の一般常識は1科目ですが、社一と労一が5問づづ出題されます。
社一と労一も、順番をわけて合格された方もいます。
<わける理由>
社一は、法令問題が多く、知識で解ける。
労一は、白書統計で、見たこともない問題も多い。
つまり考えてもとけないから勘で勝負となる。
労一を最後にまわす。
社一は、得意であれば、早めにやってしまう、
こんな作戦もあります。
試験科目は、順番に解かなければならない、わけではありません。
固定概念を捨てて自身にあった最適な解答順番を模試でみつけてください。
本当に順番を変えるだけで、正答率がかわります。
科目の順番を決めたら、問題を解く優先順位を決めましょう
他人との比較について
比較してはダメと言いましたが補足です。
比較すべきは正答率です。
全受験生が、50%とれる問題を
正解できたかどうか、正答率と比較することは重要です。
基礎論点を落とさないことが、合格の近道です。
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無料の模試もあります👇
無料模試情報(山川社労士予備校/クレアール)
市販書の模試情報
市販書の模試ならば、TACやLECがありますが、
TACは、難易度が高い問題が多いので、リスタート、上級者向けです。
難マークは数個しかないのに、他の問題も難しすぎとの情報が飛び交ってます。
LEC市販書は、カリスマの澤井先生、椛島先生の解説講義付きなので、
オススメです。
詳細は表紙をクリックしてください
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TACとLECの違いについては、下記に詳細にまとめてます。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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