令和5年社労士試験を受験された方には、先週あたりから成績通知書が郵送されて、すでに皆さまのお手元にあるかと思います。
本日はリスタートを成功させるために「成績通知書」の活用法をまとめます。
成績通知書の分析ポイント
「嫌な思い出だから開きたくない、見る価値なし・・・」
と思っている方も多いはず。
リスタートを決めたならば、現実に直視しましょうとアドバイスすると・・・
「自己採点結果と合計点が同じだから見る必要ない」と言われたりします。
見てなくとも、科目毎の自己採点結果を分析して、勉強計画を立て実行されていれば良いのですが・・・
成績通知書でチェックすべきポイント
・受験前の得意科目と実際の点数との乖離
・受験直後のできた感覚と、答え合わせをした後の点数の乖離
・自己採点と点数差(マークミス、答えの記録の誤差)
なぜ想定と実際で差がでた原因を探ります。
科目毎のチェックポイント
科目の平均点と自己の点数との差
社会保険と労働法の科目での得点率に差がないか
一般常識科目、労一、社一の点数
自己採点との差があった時は要注意です。
・緊張によりマークミスや、答えを問題用紙に控えるのを間違えたか?
→本番を意識して問題演習する。答えをメモするまでを訓練する
<マークミス対策>
合格者にヒアリングすると自己採点結果と完全一致の方は、意外に少ない印象です。
それだけ本試験は極度の緊張化での戦いだと言えます。
マークシート専用の文房具準備を、学習期間中から使い筆記用具に慣れれおく
※パソコンでマークシート用紙を自作して、問題演習する対策方法もあります。
トンボ鉛筆 MONO マークシート用鉛筆 HB 2本パック 5個セット
模試と本試験での点数差がある場合
模試ではA判定だが、本試験では点数が下がりまくりの方は、
メンタル面の対策が必要です。
メンタル対策の本も沢山でてますが、
2年目以降の試験となると、プレッシャーは初学の頃と比較になりません。
対策は「自信を持つこと」そのためには、最適な学習計画を立ててやり切ることです。
各科目の点数の分布から、得点低い科目を記憶が新しい内に先に学習する、勉強時間を多くとる配分で計画する。
弱点を分析して自身の状況にあわせた勉強方法、スケジュールを組むことが合格への近道となります。
メンタル対策シリーズは👇
各科目の点数分布で対策を検討
社会保険科目で点数がとれてない場合は対策必須です。
社労士業でメインのイメージが強い労働基準法は満点でも7点分しかありません。
他の労働科目も同様に点数配分が社会保険に比べて低くなっているのです。
安衛法:3点
労災、雇用保険:7点
徴収法:6点
社一:5点
労一:5点
社会保険科目:すべて10点満点
健康保険:10点
国民年金:10点
厚生年金:10点
同じ時間を勉強に費やしても、
7点しか貰えない科目もあれば、
社会保険科目は10点も稼げます。
リスタート者ならではの勉強法
合格者は社会保険科目の得点率が高くなっています。
リスタートの場合は、年金科目の知識の忘却させずに、
いまの時期から年金を、さらに極めることをオススメします。
これは、初学者にはできないリスタート者ならではの勉強法です。
勉強計画の固定概念は捨てましょう
・労基から順番に勉強する
・テキストはすべて読む
・インプット→アウトプットの順
例えば、
リスタートのメリットを生かして、
アウトプット重視で、アウトプット→インプットで行う
過去問はやらなに。テキストの精読と新作問題(答練、模試)に傾注する
1日複数の科目を並行して学習する(横断学習)
苦手科目を重点的にやる。
白書や判例を、いまからとりいれる。
→最近は選択式で判例の出題が増えてます
判例対策👇
リスタート者に有利な逆算勉強法
👇
これらは初学者にはできない勉強方法です。
社労士の勉強法に迷ったら?
市販書でオススメがあります。
勉強法オススメの2冊
❶クレアール北村先生の非常識合格法
勉強法の詳細は👇で解説してます。
❷社労士試験 この勉強法がすごい!
無料では手に入りませんが、
元トヨタの方がかいた、社労士に特化した勉強本もあります。
メモリーツリーを活用した方法等
日々是カイゼンのトヨタの方らしい方法が満載です。
落とすための試験、試験委員会の罠にはまらぬよう、
合格するための、あなただけの勉強法を見出してください。
【ご注意】
重箱の隅、気になる点の深堀はやめましょう。
じっくり法律を研究するのは、受かってからです。
あくまで、実務とは別で、試験にでる範囲を、いかに極めるか
基本論点の徹底を最優先です。
それでは来年の合格を皆様が勝ち取れるよう祈念しております。
これからも合格を成し遂げた勉強方法などをご紹介してまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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