育児介護法2025年春の改正に伴い、セミナー講師の案件が増えてます。
改正が複雑で、社労士でも理解するのが大変、投影資料を作成していて、「わかってるつもりだった」部分に気づかされました。伝えるために資料作りの過程で、あらたな疑問がわいてきたり、本質を学ぶ勉強になっています
今日は、書いてまとめる勉強法についてお伝えします
社労士のテキストを精読しインプットが完了しても、過去問から少しずらした問題がでると得点できないことがあります。
単なるインプットでは理解が浅くなりがちです。試験対策を効率的に進めるためには、インプットした知識を「書き出し」、さらに「伝える」アウトプットのプロセスを取り入れて完成します。
本日は社労士試験対策において、知識を深め、得点力を向上させるための具体的な学習方法をご紹介します。
社労士試験における「わかっているつもり」の落とし穴
社会保険労務士は、法改正への対応力が必須の専門職です。顧問先のために資料を作成する過程では、次のような経験をすることがあります。
- 「なんとなく理解していた部分」に気づき、改めて確認する必要がある
- 内容を伝えるために情報を整理することで、新たな疑問点が見えてくる
- 改正内容の違いを新旧比較する中で、深い理解が得られる
このように、情報を整理し伝える過程を通じて、知識が「生きたもの」となり、記憶にも残りやすくなります。
社労士試験の勉強は、テキストを読んで知識を頭に詰め込み、過去問を繰り返し解くというパターンの学習になりがちです。この方法では、学習した知識を自分の言葉で表現する力が育ちにくく、新しい形式の問題への対応力が不足する場合があります。
アウトプット学習で知識を「生きたもの」に変える方法
社労士試験の学習において、自力でアウトプットするプロセスを取り入れることは、知識を定着させ、得点力を高めるうえで重要です。その具体的な方法を以下に示します。
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インプットした内容を「書き出す」
テキストを読んで理解した内容を、教材をふせてノートに書き出してみましょう。たとえば、育児・介護休業法の改正点について、従来の制度との違いを比較表にまとめるのも効果的です。この作業を通じて、曖昧な部分が浮き彫りになり、確認するべきポイントが明確になります。 下記の宮武先生の図表のまとめかたは、超絶わかりやすい。大手予備校のまとめ表とは違った、実務に詳しくない社長でもわかるように工夫されてます。自分でまとめた法改正が、宮武先生の図表と同じかどうかをチェックしてみるのも良い勉強になると思います宮武先生の育児介護制度の解説本
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研修講師や予備校講師のように「伝える資料を作成する」
資料作成のためには、情報を分かりやすく整理する必要があります。この過程で、学んだ知識を実際に活用できる状態へと仕上げることができます。 -
他人に「平易な表現で伝える」練習をする
真の理解がないと簡単な言葉では伝えられません。学んだ内容を友人や家族に、簡単に説明してみましょう。相手が理解できるように伝えられるかどうかを確認することで、自分の知識を客観的に見直すことができます。
これらの方法を実践することで、知識は単なる「暗記」にとどまらず、「使える知識」として定着します。
まとめ
社労士試験の合格を目指すためには、自頭を使ったアウトプットのプロセスを取り入れることが欠かせません。本記事では、知識を「書き出す」「資料を作る」「他人に伝える」という3つのアウトプット方法をご紹介しました。これらを実践することで、学んだ知識を「生きたもの」に変え、得点力を高めることができます。
社労士試験に向けて、得点力があがる本当のアウトプットを積極的に活用し、自分の知識を磨き上げていきましょう!
☆御礼☆
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