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社労士試験対策☆E判定でも合格できた勉強法(シャロ勉)&社労士開業奮闘記

資格試験の勉強は「完璧主義」ではなく「完了主義」が合格の秘訣(社労士試験、行政書士試験など)

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資格試験の勉強方法を考えるとき、多くの人は「完璧に理解し、すべての分野を網羅しなければ」と思いがちです。しかし、完璧を求めすぎると膨大な時間と労力がかかり、途中で挫折してしまうことも少なくありません。ここで役立つのが「完了主義」の考え方です。完了主義とは、完璧を目指すのではなく、一定の達成度(たとえば70%)に達した時点で次に進むことを重視する考え方です。特に国家試験などでは、合格に必要な得点率を満たすことがゴールであり、すべての問題を完璧に理解する必要はありません。

完了主義を実際の勉強法にどのように応用できるかを解説し、その効果的な取り組み方をお伝えします。


1. 完了主義とは何か?

完了主義とは、文字通り「終わらせること」を優先する考え方です。特に試験対策においては、「とにかく完成度7割を目指し、全体を一通り終わらせる」ことを重視します。完璧主義者にとっては少し勇気がいるかもしれませんが、まず7割できた時点で一旦完了とし、次のステップに進むことで効率的に進められます。

※勉強1巡目なら5割でも理解できたらOKの感覚で大丈夫です

 

国家資格のひとつである社労士試験でも、合格基準は約7割とされています。

【参考】社労士試験の場合 

択一式70点満点で44点以上、63%

科目基準は10点中4点以上  40%  

この2つをクリアできれば合格できます

7割未満で合格できる計算です

 

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つまり、全問正解する必要はなく、合格ラインの7割を確保することが合格への最短ルートなのです。完了主義の考え方では、全体をひとまず7割理解することを目指し、すべての範囲を網羅的に学習した後に、足りない部分を重点的に補強するというスタイルをとります。


2. 完了主義を勉強法に応用する方法

完了主義での勉強は、「とにかく終わらせること」を最優先にして学習計画を立てます。次のような手順で進めてみましょう。

1. 最初は5割、最終目標は7割理解を目指す
まず、各分野を勉強するときに「7割理解できたらOK」という心構えを持ちましょう。各分野に対して完璧に理解しようとすると、時間がかかりすぎてしまいますが、5割理解を目指せばスムーズに先に進めることができます。合格ラインに必要な知識を抑えながら効率的に進むことが可能です。そして最終的に7割以上できるように繰り返します。

2. 問題演習で実力を測る
5割の理解度で進めたら、問題集や過去問に取り組んで自分の実力を測ります。ここで重要なのは、得点率を確認しながら足りない分野を把握することです。理解不足な部分や苦手な分野が明確になれば、その部分を集中的に補強することが可能になります。

3. 苦手分野を重点的に対策する
完了主義の要は「できない部分を洗い出して補うこと」です。全体を一通り終わらせたら、苦手な部分を洗い出し、その部分に重点を置いて勉強します。限られた時間の中で効率的に実力を向上させるためには、弱点をしっかり対策することが不可欠です。

3. 「ヒヤリ・ハット」に注意する「ハインリッヒの法則」と学習対策

完了主義を進める中で役立つ考え方として、「ハインリッヒの法則」があります。

ヒヤリ・ハットとは
ヒヤリ・ハットとは、重大なミスには至らなかったものの、失敗に繋がりかねない軽微なインシデントのことを指します。試験勉強でも、「あれ、ここがよくわからなかった」「この範囲は曖昧だな」と感じる瞬間があるはずです。これがヒヤリ・ハットに相当します。

ハインリッヒの法則
ハインリッヒの法則は「1つの重大な事故の背景には、29の軽微な事故と300のヒヤリ・ハットが存在する」という考え方です。勉強においても、1つの重大な失点の背景には多くの「わからない」「曖昧な」ポイントが隠れていると考えられます。この法則を勉強に応用すると、「ヒヤリ・ハット」に気づいた時点でそれを対策することで、重大な得点ミス(=アクシデント)を未然に防ぐことができるのです。


4. 実際の試験準備での「完了主義」の効果

完了主義を取り入れることで、試験勉強が飛躍的に効率化します。たとえば、社労士試験のような国家資格では、出題範囲が広く、すべてを完璧に網羅しようとすると膨大な時間と労力が必要です。しかし、完了主義を採用し、「とにかく7割を目指して進む」ことで、限られた時間の中で試験範囲をしっかりカバーできます。

また、苦手分野の対策も、まず全体を終わらせてから重点的に行うため、時間の無駄がありません。さらにヒヤリ・ハットを意識することで、普段の学習で見落としがちな細かいミスや不安定な知識も確認でき、試験本番での失点を防ぐことができます。


まとめ:完了主義で資格試験を効率よく突破しよう!

資格試験の勉強では、すべてを完璧に理解するのではなく、合格に必要なラインである7割の完成度を目指す「完了主義」が有効です。完了主義を実践するためには、7割理解を目標にしながらも、ヒヤリ・ハットを大切にして、自分の弱点や曖昧な点を把握し、適宜補強していきましょう。結果として、勉強がスムーズに進み、最短距離で合格ラインに到達することが可能になります。

資格試験の勉強で行き詰まりを感じている方や、効率よく勉強したいと考えている方は、ぜひ完了主義を取り入れてみてください。

☆御礼☆

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