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社労士試験対策☆E判定でも合格できた勉強法(シャロ勉)&社労士開業奮闘記

名古屋自動車学校事件に学ぶ☆社労士試験対策

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名古屋自動車学校事件の最高裁差し戻しにビックリ
定年再雇用の賃金を6割に未満にしてよいのかが論点と思われてましたが、
そもそもの会社の基本給制度について具体的中身を検討しいないので、名古屋高裁に差し戻し・・・その他の論点でも、労使交渉の経緯も調べていないなど、実質的に高裁のダメ出しと思える判定でした。

詳しい話しは弁護士先生がブログやTwitterで解説してくれてるので、そちらを参照してください。

判例が難しいと思ったのは、名だたる弁護士先生が、判決予想をしていましたが、

差し戻し予想をされていたツイートはみたことがありません。

予想された先生がいたら凄すぎですが・・・

最終的な判決まで、どうなるかわかりませんが、今後は再雇用の給与は何割ならよいでなく、どのような理由で基本給をとわけているのか、明確な理由がないといけなくなりそうです。実際に、それができている会社が現在あるかは疑問ですが・・・

社労士試験の判例問題は難しい!?

法律はひとつでも判決は裁判所のレベルや判断する人たちにより結果もかわるし、判例文の書き方も違うので、判例対策は独特(難解)の表現も理解しなければならない。その判例が社労士試験で穴埋め(選択式)となり出題されると難問になりがちです。
 
判例対策には慣れが必要です。過去出題された判例から、再度出題されることはありますが、抜かれる場所は別になります。過去問で重要判例の周辺論点をチェックすれば対策はできます。

<過去15年の判例出題傾向>

◎は二度以上、出題されてます。

令和4年は判例が多数出題されてます。

労基:東亜ペイント事件(S61.7.14最二小判)

⇒転勤命令拒否を理由とする懲戒解雇

労災:広島中央労基署長事件(最二小平成24.2.24) 

⇒特別加入

労一:日立メディコ事(S61.12.04最一小判)

⇒有期労働契約が反復して更新の雇止め

  

令和3年 国際自動車事件 平成29年2月28日の判例です。

令和2年     旭紙業事件
令和元年   ◎あけぼのタクシー事件※平成21年択一でも出題
平成30年   三晃社事件
平成29年  ◎時事通信社事件※平成24年択一でも出題
平成28年  専修大学事件
平成27年  阪急トラベルサポート事件、弘前電報電話局事件◎平成20年択一で再出題

平成26年  八千代交通事件
平成25年  ことぶき事件
平成24年  出題なし
平成23年  白石営林署事件◎平成22年、26年択一で再出題、◎あけぼのタクシー事件
平成22年  神戸弘陵学園事件、◎時事通信社事件、東朋学園事件
平成21年  福島教祖事件  ◎平成27年択一で再出題
平成20年 日立製作所武蔵工場事件

 
はじめて出題される判例は、その場で読解力で解くことなります。
これは判例文章に慣れて対策をしておくしかありません。

オススメの判例学習本

当ブログも直前期は判例読みをオススメしていました。

推奨「イラストでわかる労働判例100」から2判例が出題され的中しました。

👇

表紙をクリックすれと掲載されている100判例が目次で確認できます。

的中した判例

👇

労基:東亜ペイント事件(S61.7.14最二小判)

労一:日立メディコ事(S61.12.04最一小判)

 

有名な判例ですから、他の問題集、模試、予備校でも取り上げていると思われますが、

「労働判例100」を最低限チェックしていれば、

皆がとれる問題で失点を防げます。

 

2023年3月までの判例が出題されるので、名古屋自動車学校事件は出題されません。

今年は、そろそろ同一労働同一賃金の判例が狙われるかもしれません

 

goukakuget.hatenadiary.com

それではまたあした

☆御礼☆

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