第53回社労士試験の合格発表は2021年10月29日
各予備校の救済予想から、選択式の労働一般に関する一般常識(労一)は、
2点救済は確実と言えますね。
難問だったので、1点、0点の方も多いはず。
私は受験時代は色々な角度から、何点救済になるかを毎日考えてました。
今年の1点救済の可能性について、あきらめずに追究してみます。
<1点救済条件>
1点以上を救済しても体の合格者が8割を超えないこと
労一1点救済の可能性について?
まずは、実際に1点救済となったデータを確認してみます。
残念なことに救済条件が公式発表された平成28年以降に1点救済がありませんでした。
【まめ知識】
平成27年に「社労士試験 不合格取消等請求事件」の裁判があり、
それ以降には、得点状況、合格基準が明確化されました。
過去1点救済の科目と参考データ
本試験公開データ
平成25年 社一 平均点1.3 1点以下 60.7%
平成22年 国年 平均点1.3 1点以下 60.5%
平成20年 健保 平均点1.6 1点以下 51.0%
予備校発表の労一予想データ
母数最大TAC
平成25年 社一で比較
本試験データ : TACデータ
平均点 1.3 : 1.9
1点以下 60.7% : 37.9%
平成22年 国年で比較
平均点 1.3 : 2.3
1点以下 60.5% : 25.7%
本試験とTACデータから、TACの自己採点システムを利用してる方の
平均点は、あきらかに高いことがわかります。
令和3年データ
本試験データ : TACデータ
平均点 ? : 1.9
1点以下 ? : 32.6%
TACはこのデータから、2点救済、1点救済なしと発表しています。
過去のデータとの比較からすると、
平成25年の1点救済になったTAC平均点が1.9と同じです。
1点以下も約5%程度の差です。
TAC本家の予想ですから、2点救済が濃厚とは言えますが、
大手予備校ならではの、プレッシャーもあります。
1点救済と発表して、外すと看板に傷が付きます。
受験生のレベル幅(初級から上級)と広いクレアールをみてみます。
令和3年予想データ
労一
平均点1.9
1点以上の割合94%(2点以上69.1%)
クレアールのデータからすると、1点以上を含めると8割以上が合格者がでてしまうので厳しいと読めます。
クレアールも2点救済と予想してます。
労一1点救済を願う
2校のデータを見てると一喜一憂してしまいますね。
受験生としては、まだあきらめたくないデータではないかと思います。
なぜかと言えば、去年の選択式 健康保険の救済2点がありました。
募集データが最大のTACも、大手の大原、LECでも外してます。
予想に絶対はないのですから・・・
過去の予備校別の的中率はこちら👇
全受験生の、ほんの一部から集めたデータからの分析です。
可能性がゼロでないかぎり、あきらめたくないですよね。
1点救済待ちは、救済を祈りつつ、リスタートの可能性もあるので、
知識を忘れないように、キープだけはしておくと良いと思います。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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