大寒は、一年でいちばん寒さが厳しくなるころで、冬の最後の二十四節気です。
2024年の大寒(だいかん)1月20日から2月3日
大寒の入りは東京でも雪の予報です。
24番目が大寒で、大寒から節分までの約30日間を「寒の内(うち)」と言います。
最終日の翌日が二十四節気の1番目の立春となります。
立春を迎えると暦のうえでは春になります。自然界も少しずつ春に向けて動き始めています。
「寒の内」には極寒に抗して身体を鍛えようとする武道の寒稽古や、冷水で心身を清めて精神を鍛錬し、無病息災を願う「寒中禊」などがあります。
真夏の社労士試験に挑む寒稽古は。知識を貯めこむインプット(知識の冬眠)です。
春はアウトプットで知識が芽吹く時期となるのです。
大寒の受験対策
最も寒さの厳しい季節の「大寒」には、風邪や体調不良が起こりやすい季節でもあります。コロナ、インフルエンザと体調管理にとって強敵なウイルスもあるだけに、この冬を体調万全に乗り切るためにも、寒稽古で鍛えましょう!と言いたいところですが、さすがに受験生には無理があります。季節の食材を摂り入れ体力をつけて、良い睡眠で体調を整えることが大切です。
大寒に旬を迎える食べ物
①寒ぶり
大きくなるにつれて呼び方が変わる出世魚である鰤は、勉強で成長する受験生にぴったりの縁起が良い魚ですね。
②寒の水
「寒の内」の期間に汲んだ水は、1年でもっとも冷え込むため、水に含まれる雑菌の活動や繁殖が低下します。飲むことで心を清められます。これは、寒の水の持つ清冽さや浄化の力が、心身にも良い影響をもたらすと信じられています。
③卵
大寒卵は縁起が良く栄養価も高いと言われています。
昔は極寒に鶏が卵を産むことは稀だったので、大寒の時期に生まれた卵は特別な価値があり、冬の寒さを乗り越える鶏には、寒さに耐え抜くために多くの餌を食べるため、卵に豊富な栄養が含まれます。風水でも黄身は金運を上げる効果がある言われています。
④モチ
寒餅は、寒の水を用いて炊かれたお米で作られた餅です。寒の水を使うことで、お餅に縁起の良さが伴うと言われています。
粘りづよく勉強し、モチのような粘りがでると合格も近づきます。
⑥ふきのとう
七十二候※1では「款冬華(ふきのはなさく)」になります。
雪の下から蕗の薹(ふきのとう)が顔を出す頃です。
ほろ苦い蕗の薹の味は春の訪れ、辛い時期がすぎて知識が芽吹いたことを感じさせてくれます。
※1七十二候:二十四節気の各一気(約15日)を約5日ごとに初候、二候、三候と3等分し、1年を七十二に分けたもの
春からのアウトプット期間に傾注できるように、栄養と知識を蓄えましょう!
それではまたあした
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