社労士試験の模試について的中率がLECで公開されてます。
赤が的中マークです。
ぱっと見、半分以上は的中している、凄い模試だと思いますよね。
実際に赤の的中数を数えてみると、合格基準点を超える51個(2021年合格基準45点)
少ない年で36個(2022年)となってます。
2021年の模試を、すべて丸暗記してたら、択一式は合格できることになります。
引用元 LECより👇
https://www.lec-jp.com/sharoushi/moshi/pdf/third.pdf
的中箇所を精査してみると・・・
51個的中があっても、雇用保険、健康保険で3個しか的中してません。
社労士試験では、科目毎の基準点があり、1科目4点以上ないと不合格になります。
2021年の模試を丸暗記しても、実際には合格できないのです。
模試だけで勉強する人はいないので、ご本人の実力+丸覚え分で合格は簡単にできそうにも思えます。
合格の効率学習は
模試の丸暗記!
これで良いなら社労士試験も簡単なのですが・・・
注意書きをよくみて見ると・・・
👇
5肢択一式で正解の肢を完全的中の数でないことがわかります。
LCEの的中の定義は
問題文の趣旨が当たってる、出題箇所が当たってるでも的中としています。
これがどの程度かにもよりますが、
高プロフェッショナル制度から出題されて、1肢が、高プロだったら論点がずれてても的中となってるかもしれません・・・。
受験生としては、完全的中数が知りたいですね。
的中の数字にはトリックがあるのです。
同様のケースでは、予備校の合格者数データ。
発表された予備校だけの利用者の数値とは限りません。複数予備校利用者も含まれます。
昔、大学受験予備校で、優秀な高校生を無料で生徒に登録させる(特待生)、授業は受けてないのに東大に合格したら、数値にいれてたこともありました。
統計数値は、定義を見極めるて、冷静に判断することが肝要です。
それでも出題範囲が当たるだけでも、ありがたいと考えもありですが、
全3回分の模試の結果が、50以上の的中になってます。
1回350肢×3回=1050肢を覚える労力をかけて効率が良いかは疑問ですね。
2020年の厚生年金にいたっては、1050肢で予想して、LECの定義する広い意味の的中で、たった2肢か当たっていません。
大手予備校のプロフェッショナルな先生達が予想して作った問題でも、この程度の的中率なのです。
模試の的中率から言えることは、予想は簡単には当たらない。
予想問題と捉えるより、自身の実力チェック、弱い部分を調べる。
弱点補強のためのテスト問題と考えた方がよさそうです。
当たるも八卦当たらぬも八卦が模試かもしれません。
LECは大手校では最速で模試が開催されます(5月頃)、勉強の進捗度チェックに最適です。会場模試は満室になることもあります。日程が公開されたら早めに申し込みをされることをオススメします。
社労士ならば、まだ約7か月もあります。
地道にコツコツと勉強するのが、結果として最短の合格法だと思います。
それではまたあした
☆御礼☆
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