社労士試験が難しい理由の1つに法改正が多いことがあります。
令和5年の法改正部分は各予備校や法改正対応のテキストでこれから学べると思います。
1年前の法改正論連は要チェック
意外に出題されやすいのは、今年より前の年度の法改正論点。
本日は労働法関連から昨年の法改正の重要論点をピックアップします。
Ⅰ.労災保険
❶脳・心臓疾患の労災認定基準の改正
「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会報告書」の内容に基づき、認定基準(血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準)が改正
❷特別加入の対象追加
ウーバーイーツの配達員さんの労災問題もあり、ニュースでも話題になった法改正です。
「自転車を使用して行う貨物の運送の事業」などについて、特別加入制度の対象範囲が拡大
❸年金担保貸付事業の廃止
Ⅱ.雇用保険
❶マルチジョブホルダー制度
複数の事業主に雇用される65歳以上の労働者について、雇用保険を適用
❷育児休業給付に関する所要の規定の整備
被保険者期間の計算の起算点に関する特例
出産日のタイミングによって受給要件を満たせないケースを解消するため
以下のカウントとなる👇
【参考】1年前の法改正論点を調べる方法
初学者の方は2023年テキストで、どの条文が2022年の法改正部分なのかマークがない場合は、昨年の法改正テキストを古本(ブックオフ、メルカリ)で仕入れてチェックする方法があります。
余裕があれば、3年前ぐらいまで、法改正論点を把握しておくと万全です。
【最新】今年の法改正情報はこちら
受験参考書はこれから発売されます。
開業社労士も愛用している【SR3月5号】の法改正特集。
実務的な問題も増えているので、実務書で重要視されている法改正論点をチェックも有効な勉強法です。合格後も使える専門誌です。
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