社労士試験の壁とは、テキストを読めるかどうか、根気強く最後まで1科目を読破できかです。
最初の科目は、労働基準法 これは社会人だと、馴染みもあり、何とか読み続けられます。
2科目目は安全衛生法
実質的な難易度としてはトップクラスの科目
本試験での配点も少なく、暗記中心の科目でもあるので、初回は軽く流して大丈夫
真の初学者にとっての壁は?
始めての保険科目となる
労災保険法なのです。
ここで挫折する受験同期が多かったです。
労災も馴染みがありそうで、労基法のように読めそうですが・・・
労災のどこが難しいのか?
保険科目ならでは、「〇〇給付」と給付の種類が多くて制度も異なるため難所となります。
特に一番難しいのが、スライド制
給付の中では遺族補償給付でつまずきます。
基本的な給付の壁を越えても、次の壁があらわれます。
二次健康診断等給付、
社会復帰促進等事業と特別支援絵金
第三者行為災害(損害賠償との調整)
社会保険と労災保険との調整
→労災と健康保険を並行学習👇すると理解が深まります。
そのため初学者はすべての科目を1巡してから、労災に戻ると
労災の知識レベルが自然にアップします。
費用徴収
特別加入(法改正あり)
等々
あらためて目次をチェックしただけで、ぞっとする内容ばかりです。
保険科目ならではの体系に慣れてくれば、実はそんなに難しくはないのですが、
始めての時は高い壁となり難しく感じます。
労災の壁を超えるコツ
1巡目のテキスト読みは、とにかく軽く、わからない所はスルーする。
他の保険科目等の勉強を始めだす頃には労災が簡単に思えてきます。
給付の種類が多くて大変なのは、雇用保険なのです。
しかも名称も紛らわしい
失業等給付の体系図を覚えてマスターするまで、かなり苦労します。
<紛らわしい給付名称>
・就職促進給付→就業促進手当
高年年齢雇用継続給付→高年齢雇用継続基本給付金/高年齢再就職給付金
高年齢求職者給付金
等々
社会保険にはいれば、長年にわたる制度改定、移行措置があって、これも複雑です。
やらず嫌いになる労災ですが、乗り越えれば保険科目では一番簡単です。
試験対策上で難しいのは、労災認定をする問題
これは過去問からの再出題は、まずないので、
本試験会場で、論理的に考えて解くことになります。
労災の勉強で唯一の注意点
過去問の勉強をしていると、なぜ、これが労災認定、そうでないのか?
判例を調べだすと遠に時間がかかってしまいます。
労災認定系の問題にはまらないように注意してください。
労災に早く慣れる勉強方法
受験界で言われている
ずるい勉強法/カンニング勉強法
いきなり問題集勉強法 等々
を応用します。
テキストを読む前に、答えや問題を読む勉強法です。
社労士試験では、
いきなり答えを見ても、問題が想像できません
いきなり問題集みても、当然答えはわかりません。
シャロ勉ブログ推奨の労災テクニック
「いきなり解説を読む」です
ただしくは、さらっと問題に目を通して、
解説を読み込みます。
効果として、どの条文、どんな風に問題になっているか
問われている論点、ひっかけ箇所がみえます。
過去問の各章の解説を精読したら、
該当箇所のテキストをよめば、精読すべき条文の濃淡がわかります。
過去問解説読みからはじめる場合
当然、解説が詳しい問題集が必要です。
正解の問題では、解説がなし、(問題文の通り)のような本もあります。
そんな過去問は使えません。
解説が詳しい過去問集を選ぶこと
過去問が詳しすぎるで有名なのが
山川社労士予備校の過去問です。※Amazon限定発売
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山川先生も極力、周辺論点も含め解説していると、おっしゃっています。
過去問の解説がわからず、テキストに良く調べてる方は、
山川過去問を労災で試してみてください。本当にオススメです。
☆御礼☆
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