年末年始の勉強スケジュール二日目です。
※全体スケジュールは下段URL参照
労災のスライド制と特別加入の復習をします。
Twitterでも独学の方が、スライド制は、なんどテキスト読んでもわからないと投稿ありました。
そのリプに、プロの先生も正直いまだによくわからないとコメントされてました。もちろんプロの領域での、わからないは受験生のとはレベルが違うと思いますけどね。
下記のようにまとめていきます。
【スライドまとめ】
給付基礎日額=労基法の平均賃金相当
3つの仕組みで計算
・最低補償額
・スライド制
・年齢階層別
スライド 年齢階層別
年金 ◯ ◯
一時金払 ◯ ✕
他に休業保障もまとめてください。
ここで、さらに押さえるポイントは、
【令和三年本試験の出題予想】
金額を算定する根拠は、下記の統計を参照します。
今年の労一で、統計名は狙われましたから、要注意ですね。
スライド=毎月勤労統計
年齢階層別=賃金構造基本統計調査
と言われても、よくわからない、
自分でまとめられない方へ
スライド制は、テキスト読んでも、よくわからない、理解したつもりでも、問題解くと間違える…
労働科目の難所の一つです。
これは知識を正しい理解と整理できてないからと言えます。
【概要の理解】
まずは、なぜスライド制度が必要かを理解します。
労基法の平均賃金は最低補償額なので、被災者への支援としては、最低だと足らないので最低保障額があります。
労災独自の保障のために給付基礎日額があり、その給付基礎日額の算定の仕組みが、以下の3つとなります。
・最低補償額
→端数処理も労基と違い1円未満切り上げです。
このあたりも最低額を下回らないようにする配慮がされてます。(切り上げは試験で狙われる箇所)
・スライド制
・年齢階層別
≪スライドの概要≫
年金ほ長期間にわたり、もらい続ける保障のため、支給額を相場(賃金水準)にあわせて改定してくれる手厚い仕組みです。
<イメージ理解>
支給開始の当時のラーメン相場が、100円(1970年代※1)、その頃の支給額のままでは、
いま約600円の時代とすると、保障になりませんね。そのため賃金水準の改定にあわせて改定します。つまり金額を上にスライド(アップ)する仕組みです。
※1 総務省調査の小売価格物価統計より
2020年523円
→庶民感覚的には523円は実際よりは安すぎのような?
ちなみに、小売価格物価統計は、社労士試験にはでません。
<関連学習>
初任給の推移
1970年 39900円→現代価値換算約14万
こちらは、賃金構造基本統計調査のデータです。
『賃金構造基本統計調査』
こちらは社労士試験の出題範囲ですよ
☆論点整理☆
基幹統計調査です。
他の基幹統計調査いえますか?
ひとつの学習から、周辺論点や関連するテーマを復習していく横断整理は、社労士試験の対策では必須です
(年末年始対策ではリスタート者向けの勉強法として紹介)
≪年齢階層別≫
もう一つの論点があります。
年齢階層別の支給限度額です。
23歳の新入社員の給与をもとに支給額を算出します。
その額のままで、かわらず支給されると、普通に働いてたら40歳で課長になっていたとしても、23歳のままの支給額なのは、おかしいとなりますね。
そこで年齢階層別に支給額を調整します。
あとは、年金、一時金、休業毎の条件を整理します。
文章だけではわかりずらいですね…
私の説明は読み飛ばしても
下記は必ずみてくださいね。
【社労士24講義】
大原カリスマ金沢講師の
社労士24講義を視聴ください。
これで、スライドは、得意分野になること間違いなしです。
いつもながらに、無料公開の講義の質が高くて素晴らしいですね。
他にも社労士24では、無料公開講義ありますから、ぜひ検索して視聴してください。知識が整理されて、得点アップ間違いなしですよ
令和3年版 最新 社労士24 スライド制の解説
goukakuget.hatenadiary.com
【余力のある方へ】
☆過去問を読む☆
さきに問題も出題され方を確認すると、テキストが読みやすくなります。
具体的には、どの部分が、どのように、問題文になっているかを確認します。
≪利用する問題集の選定基準≫
・基本論点を中心にセレクト
(オリジナル問題と過去問セットが良い)
・問題の難易度レベルマークがある
・解説が詳しい
以下は2021年新発売のLECカリスマ椛島講師の書き下ろしです。
解説の椛島ワンポイントが、非常にわかりやすいですよ
2022年版はこちら👇
2022年版 社労士 合格のトリセツ 基本テキスト 社労士合格のトリセツシリーズ
年末年始スケジュールは下記を参照
https://goukakuget.hatenadiary.com/entry/2020/12/27/105234
大原#社労士24
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