市販されているテキストで、資格試験に合格できるのか?
社労士試験の場合で比較してみます
通信講座とのページ数で比較すると、市販書より通信講座のテキストの方が、
3倍以上分厚くなっています。
市販書テキストの情報量では合格できないと思われがちです。
社労士試験レベルならば独学者も大勢合格されています。
合格できない内容では、本は発売されません。(超基礎編、導入編レベルは除く)
<市販書と予備校のテキストの比較>
①網羅性
市販書 < 予備校テキスト
②テキストのページ数
市販書 < 予備校テキスト
③価格
市販書 < 予備校テキスト
※予備校テキストは市販されてませんので、メルカリの出品価格で比較してます
上記結果からすると予備校のテキストの方が、価格以外は良い点ばかりとなってます・・・
評価軸をかえてみましょう
Ⅰ.満点を取る知識量
市販書 70% < 予備校テキスト 90%
予備校のテキストを極めれば、合計で9割の得点も目指せます。
社労士の一般常識科目を除けば、ほぼ100%目指せる情報量になっています。
Ⅱ.1年で勉強できる情報量
予備校のテキストでは、1年ですべてを極めることは、非常に難しいぐらいの情報量となっています。すべてを理解、暗記は天才を除き不可能だと思います。
市販書の場合は、1年間の勉強数で、何回も繰り返し学習できるボリューム
実際に独学の合格者は、テキストを5回以上、10回精読した方も大勢います。
反復により知識の定着率が高まっています。
Ⅲ.合格基準点で確認
社労士試験は、70%以上で合格基準レベルとなります。
年によっては60%でも合格できます。
令和元年:42点(60%)
令和二年:43点(61%)
令和三年:45点(64%)
令和四年:44点(63%)
以上のように、4年連続60%=6割レベルで合格ができます。
6割のレベル、すなわち基本論点を中心に確実に点数をとれば、合格できます。
以上を踏まえて、
市販書 80% < 予備校テキスト 90%
とした場合に、標準知識量を遥かにこえる90%のテキストが必要ですか?
すべて理解して覚えきれますか?
合格レベルの指標があります
知識×マスター率=正答率
マスター率90%の人 80%×90%=72%
マスター率60%の人 80%×60%=48%
仮に知識量を90%としても
マスター率60%では 90%×60%=54%
つまり、知識の量も大切ですが、重要なのは、マスター率です。
知識量が多い、予備校レベルのテキストを利用していても、マスター率が、低ければ、
市販書のマスター率90%の人に勝てません。
どっちが合格に近いかは、もうおわかりですよね
★あいまいな知識は百害あって一利なし
あいあいな知識が沢山あると、害でしかありません。
あいまいな知識が正解を選択する際の迷いの原因になります。
これでは、せっかくの勉強量も無駄となり自爆です。
勉強していると知らない知識があると、不安になりますが、
基本論点以外であれば、無視する勇気も必要です。
正確に知識を記憶し、かつ、瞬間的にアウトプットできるようにする必要があります。
知識量120%のテキストをもっていても、自身のマスター率が低ければ、
意味がありませんね。
勉強できる時間、自身の記憶量のバランスと、
本試験の合格水準レベルにあわせて、
最適なテキストを選択することが、最短合格への道となります。
それでは市販書ならば、どこが良いのか?
TACの『みんなの欲しかった社労士テキスト』は、評判が良いですね。
独学での合格者は続出してます。
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法律の試験が得意な方、2年目以降の方向け
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なぜなら、TACの上級本科生コースで利用されているテキストと同じです。
知識ボリュームとしては必要十分以上あります。
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(一般常識対策は、この一冊だけでマスターされて合格される方が多いので、
一般常識だけの購入もオススメです)
最新版はGW前後に発売されると思います。
独学の場合は講義がありませんので、自力で理解する必要があるので、
法律に慣れてる方や2年目以降の方にオススメなテキストとなります。
☆御礼☆
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