2021年社会保険労務士試験の合格率は下がる?上がる?を大胆予想してみます。
2021年社労士試験合格率予想
基本データ
昨年2020年の合格率は、6.4%
申込者数 49,250人 受験者数 34,845人
合格者数 2,237人
社労士試験の噂
「社労士の登録者数が多いと、合格者を間引かれる」
「登録者が1000人を超えると試験が難化する」
こんな噂を聞いたことありませんか?
当然ですが社会保険庁は否定しています
「社会保険労務士の需要と供給などの関係で合格者を決定するような運用を行っていない」
過去最低の合格率
2.6%
最低の合格率が引き金となって、
噂が広まり、不合格者が、「合格者データを公開せよ」と裁判を起こしました。
28年以降は、合格基準が明確になり、データも発表されるようになりました。
社会保険労務士の年度別登録者数
登録者数と合格者数の相関関係を調査します
平成26年9月
登録者数 38.878人 647人(前年から増加 1000人未満)
合格率 9.3%
平成27年9月
登録者数 39.898人 1020人増加(1000人超)
合格率2.6%(過去最低の合格率)
平成28年9月 ※合格基準点が初めて採用された年
登録者数 40,426人 528人増加(1000人未満)
合格率 4.4%
平成29年9月
登録者数 40,907人 481人増加(1000人未満)
合格率 6.8%
平成30年9月
登録者数 41,780人 873人増加(1000人未満)
合格率 6.3%
令和元年9月
登録者数 42,437人 757人増加(1000人未満)
合格率 6.6%
令和2年9月
登録者数 43,168人 631人増加(1000人未満)
合格率 6.4%
1000人未満の合格率
合格基準点が明確された28年以降
平成28:528人増加で4%台の合格率
それ以降の年度
481~873人:6%台
令和3年9月末の登録者数
会員数の動き 最新版 月刊社労士9月号より
令和3年7月末
開業24,544人
法人の社員3,077人
勤務等:16,136人
合計43,757人
①合格者と社労士の登録者数の相関関係から予想
令和2年9月末:43,168人
↓
令和3年7月末:43,757人
589人増加
6月末からウ7月末の増加数 +46人
このペースですから、
令和3年9月末時点も、1000人未満は確定
481~873人の範囲内に入ると予想されます。
合格者と登録者の相関関係からは
6%台はキープできそうです。
②合格基準点からの予想
択一の合格基準点が、昨年より2点近くUPする予想がでています。
昨年44点に対して
一番高い予想では46点の合格基準点が予想されてます。
基準点がUPになれば、合格率が下がる可能性がありそうです。
③コロナ禍の受験生の傾向から予想
緊急事態宣言中に多く受験するか悩まれた方
県境をまたげない
発熱してしまった
等々
コロナの影響を受けて、辞退者も多かった年です。
記念受験、お試し受験の方が減る傾向にあります。
在宅勤務が増えたことにより、通勤時間分を勉強できる環境になりました。
中には、ヒソ勉と称して、勤務中に勉強してた強者もいたようです。
勉強環境の変化も考慮すると、
受験生のレベルが高くなる→基準点もアップする
合格率が下がると予想されます。
この結果は、各予備校の基準点予想の結果(2点アップが多い)と一致します。
3つの観点から考察した合格率予想
当ブログ予想としては、
昨年より合格率は下がる
6.2~6.3%と予想してみました。
当ブログが外れて、合格率が昨年よりアップし、
社労士の同志が増えることを願ってます。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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