判例は独特の表現や法律用語があり、日本語とは思えない難しさがありますね。
判例は事件名すら、読めないものが多いです。
『四畳半襖の下張事件』をご存知ですか?
小説に詳しい方なら答えはわかるかもしれません。
永井荷風の文学作品のの名前で、
読み方は『よじょうはんふすまの したはり』です。
和製ポルノの代表作とも言われてます。
表現自由の概念で争われました。
【判例名クイズ】
以下の判例名は読めますか?
☆初級編(社労士試験対象)
①三井美唄労組事件(労働組合の統制権)
②三晃社事件(退職金の返還)
③都教祖事件(公務員の労働基本権)
④全逓東京中郵事件(公務員の労働基本権)
☆☆☆難問
⑤苫米地事件(統治行為)
⑥猿払事件(公務員の政治的自由)
⑦帆足事件(海外渡航の自由)
答えは下段に記載
≪社労士試験対策≫
【判例の選択式での出題傾向】
◎は二度以上、出題されてます。
令和2年 旭紙業事件
令和元年 ◎あけぼのタクシー事件※平成21年択一でも出題
平成30年 三晃社事件
平成29年 ◎時事通信社事件※平成24年択一でも出題
平成28年 専修大学事件
平成27年 阪急トラベルサポート事件、弘前電報電話局事件◎平成20年択一で再出題
平成26年 八千代交通事件
平成25年 ことぶき事件
平成24年 出題なし
平成23年 白石営林署事件◎平成22年、26年択一で再出題、◎あけぼのタクシー事件
平成22年 神戸弘陵学園事件、◎時事通信社事件、東朋学園事件
平成21年 福島教祖事件 ◎平成27年択一で再出題
平成20年 日立製作所武蔵工場事件
【考察】
13年分をまとめてみると、選択式だけで二度でてる判例もありました。
判例は数えきれないぐらいありますが、試験で狙わらる判例は、ある程度絞りこめそうですね。
【判例の試験対策】
白石営林署事件は択一で19年にも出題されてますから、直近で4回も出た事になります。
過去問や模試、社労士試験用の判例テキストを使い、プロが選定した判例で学ぶ方が効率がよいと言えます。
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#社労士試験
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①三井美唄労組事件(みついびばい)→労働組合の名前
②三晃社事件(さんこうしゃ)→社名
③都教祖事件(ときょうそ)→東京都教職員組合
④全逓東京中郵事件(ぜんていとう とうきょうちゅうゆう)→全逓=全逓信労働組合、東京中郵=東京中央郵便局支部
☆☆☆難問
⑤苫米地事件(とまべち)→ 元議員の名前
⑥猿払事件(さるふつ)→地名
⑦帆足事件(ほあし)→元議員の名前