社長を訪問すると
「うちは大丈夫」
「うちの従業員にかぎって・・・」
「労働トラブルなんて関係ない」ってよく言われます。
しばらくすると「先生助けてください」と電話もしばしば・・・。
最近、是正勧告でのお問い合わせがおおかったので、
今日は心理学の「正常性バイアス」についてまとめます。
正常性バイアス
「バイアス」は先入観、異常事態が起こっても、それを正常の範囲内としてとらえてしまうこと
日々の生活に起こる変化に、心が過剰に反応し疲労困憊しないために必要な動きでもあります。
会社の日常では、たまたま、うまくまわっていただけ、実は問題が隠れているのに気づいていないため、ある日に爆発してしまうことがあります。
社長は社員とよくコミュニケーションをとれている。思いは伝えている、
従業員と共有できてると言われます。突然、信頼していた社員がメンタル疾患になる、辞めてしまうなんてことも、しばしばあります。
伝えているでなく「伝えているつもり」になっていませんか?
リスクは未然に防ぐのが、最大に危機管理
よくあるトラブルは、離職、訴訟、ハラスメントトラブル・・・、労働基準監督署の監査で、是正勧告をもらってしまう等
※労働基準法関係も注意点沢山ありますが、安衛法関係の注意点もたくさんあります
作業場で安全衛生推進者を見やすいところに掲示してないだけで法律違反。
※監査は抜き打ちや労災が発生してしまうと監査対象になったりします。
1度きてしまうと、他にも埋もれていたリスクを沢山指摘されて大変です。
リスクは発生してから対象すると、対処の時間も損害額も大きくなります。
未然の対応ならば最小の力でリスクを防げます。
リスク対策の基本
うちは大丈夫、わたしは大丈夫と思わず、総点検をしてください。
点検する範囲は、全体が把握できてないとわかりません。
各現場から無記名のアンケートでヒアリングする、ときには各専門家に一度は診断してもらうことも有効です。
自力でリスクを見つける力は「鳥の目」が必要です。
※鳥の目は高い位置から「俯瞰的に全体を見回 して」見る能力
社労士受験を受ける方にとって潜在リスク
独学だと、自分の状況が客観的にみえません。少なくとも模試を受講してください。
予備校利用ならば、講師と面談でリスクを事前に気づくことができます。
もしくは第三者と話すだけでも、隠れたリスクが見えることもあります。
受験仲間をリアルでもSNSでも良いので作っておくのも対策として有効です。
最近はTwitter垢シャロ勉をチェックして相互フォローになると安心だと思います。
☆御礼☆
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