受験や資格試験において、苦手科目があると致命的
苦手科目が好きになれば、勉強する気になれますよね?
今日は、苦手を好きに変える方法を解説します。
【質問】「好き」=「得意」は本当なのか?
「好き」でも「苦手=点数がとれない」科目もありえます。
逆に
「嫌い」=「苦手」が一般的ですが、。
「嫌い」でも「得意」な科目もありえます。
苦手意識の試験勉強への影響
苦手と思うと、どんどんテキストを開かず、勉強をしなくなります。
さらに苦手意識が増幅する負にスパイラルに陥ってしまいます。
苦手を好きに変える心理学効果とは!?
それはザイアンス効果です。
最初は興味がなかった物事や人でも、何度も見たり、聞いたり、接するうちに、
好きになっていく(親近感がわく)効果です。
ザイアンスとは?
アメリカの社会心理学者Robert Bolesław Zajonc(ロバート・ボレスワフ・ザイアンス)名前が由来です。
ザイアンス先生の実験
複数の顔写真を、それぞれの写真を1回、10回・・・30回と見せるパターンでデータを取得しました。
結果
写真の好感度の結果 = 好感度と写真を見た回数が比例
簡単に言うと、何度も見た顔写真の人のほうがより好感度が高くなったのです。
日本語では「単純接触効果」と言われてる現象です。
日常生活での例
ニュースで経済用語や、テレビで流行語を毎日毎日触れていると、知らぬまに理解したような気になり、自分でも、専門用語を使ってたりしませんか?
これが、ザイアンス効果が影響している事例となります。
勉強での例
初めて開いた社労士試験の分厚いテキスト、最初はまったく理解できない専門用語が、読み進めているうちに、何度も専門用語にふれることで、読めるようになります。
これらが「ザイアンス効果」が影響している事例となります。
ザイアンス効果の勉強への応用
ザイアンス効果があることを意識するだけで改善されます。
ゴールが必ずくることに理屈があれば納得して頑張れます。
苦手な科目も頻度を高めれば、苦手から好きにかわります。
好きになれば、勉強が苦でなくなり、好循環サイクルにかわっていきます。
心理学的な対策
接触頻度をあげれば良いのです。
苦手と思う用語、数値、暗記したい内容を頻繁に目や音でふれられるようにします。
古典的ですが、トイレのドアに覚えたい内容を張る、
日常一番使うものに張る、例えばスマホの背景画像とする。
マル秘な案ですが会議用のノートにも張る方法もありますね。
スマホに録音して音声をループ再生するなんて方法も可能ですね
そのまま寝落ちしたら、睡眠学習になるかも??
注意点
ザイアンス効果による「知ってるつもり」に注意です。
この効果は人間の慣れを引き起こし用語の違和感がなくなったり、親近感がでただけで、正確に意味を理解することと別次元なので注意してください。
勉強では、カリスマ先生の講義では、論点を強調されるので「わかった」となります。
いざ演習をしようとおもうと、あれ?と思うことも・・・まだ「知ってるつもり」状態です。
インプットしてから自分の頭で再度考えて理解をする。アウトプットができて記憶の定着となっていきます。
社労士受験生へ
難解な試験科目が多く大変ですが、テキスト3回転目ぐらいからは、不思議なぐらい精読ができるようになります。人間の特殊能力を信じて勉強継続あるのみです。
【参考】開業支援:営業編
人との接触頻度をあげれば、苦手な人もクリアできます。
ザイアンス効果を信じて、アタックあるのみです。
名刺交換=名前を憶えてもらえる、すぐ案件獲得と思わないことです。
名刺効果は次回会える口実をもらったと考えましょう。
なんどか会えるようしかければ、ザイアンス効果で親近感をもってもらえる。
そこから案件化の可能性がでてくるのです。
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