行政や社労士会等の主催で労働・年金相談員の仕事が今月は多くなっています。
そこで今日は相談対応で得られる社労士試験勉強の効果についてのお話です。
相談員は電話や面談、ZOOM等でダイレクトにホットな相談に応じる仕事で、知識量と対応力がかなり求められます。
事前に業種、相談内容や問い合わせに至る背景、個人か経営者からの相談もわからないので、1回1回の相談に全神経を注ぎ全集中での対応が求められます。
相談から得られることは、最近の相談傾向がみえてくること。
例えばアフターコロナに関する人手不足が、労務管理に、どのような影響をもたらしているかがリアルに感じ取れます。
例えば社員の離職が増えたため、残されたチームメンバーの仕事量が増える。各個人が、より多く働く必要が生まれて、生産性をあげるべく上司による強い指導が増えてしまう・・・、指導がパワハラと言われたケースが増えたなと実感しています。
世のニーズを肌感で知ることは社労士試験対策になります。
旬な問い合わせに関連するニュースや白書の情報に敏感になることができて、一般常識対策、問題予想につながります。
説得力が求められるため、貯めこんだ知識をアウトプットすることで即答力に引き上げられ、答えを導く考察力にも磨きがかかります。
声に出して相手の反応を見ながら説明することで、試験ならば、選択式の穴埋め問題を類推して正解を導く力にもつながります。
回答の根拠として条文の内容だけでなく判例等を用いて説明すると、理解して頂きやすくなります。判例も文字だけの丸暗記でなく、理解をしていないと、即時対応で使える生きた知識になりません。相談対応で、多く人が苦手な判例問題の対応力も身に付くのです。相談対応ができるようになれば、試験対応力アップ間違いなしです。
顧問や相談員の仕事はなくとも、身の回りの方、同僚の相談にのることで、知識が定着、得点力の向上につながります。合格後も見据えて積極的に無料相談をトライしてみてはいかがでしょうか?
説明できなかった条文、曖昧な論点がみつかれば、そこを補強すれば、1点増えることになります。ぜひ、お試しください
それではまたあした
☆御礼☆
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