京都銀行グループ、京都総研主催の『判例から重大リスクを学び労務トラブル対策』研修が無事におえました。
帰路の出来事、車内販売がなくなった新幹線。
グリーン車では、まだ車内で買えると聞き、
お気に入りの『シンカンセンスゴイカタイアイス』を頼みました。
新規事業、事業再構築を専門として、新オーダー方法による出来事から事業開発の難しさを体感。
この体験がシャロ勉にも通じるなと思ったことが、本日のお話です。
グリーン車の新しい車内オーダー方法
一般車両と同様にワゴンで廻ってくる車内販売はなくなり、
スマホで個別オーダー方式「モバイルオーダーサービス」となってました
説明用リーフレットをみながら、
QRコードからアクセス。お目当てのアイスを選択
お届け迄10分と目安も表示(オーダー集中による混雑を伝える仕組みあり)
席番を指定して完了!
疲れもあり、頼んだことも忘れて、ウトウト・・・。気づけば名古屋を通過
悲劇アイスが届かない
アイスが来てないことに気付き、寝てたからかな??と思い、
オーダー状況を確認するため、スマホでオーダーした画面を確認するも、
確認画面がない、当然メール通知もない。パーサーも通路にいない、
別の車両まで出向き車掌さんに、パーサーを探していると伝えると、
「車掌からパーサーに確認します」と言われました。
届かない理由が判明
すぐにパーサーさんがきて、確定ボタンを押してないとのこと。何画面も遷移してたから、最終確定ミスが発覚したわけです(泣)
パーサーさんお手数をおかけしてすみません・・・
モバイルオーダーサービスの仕様を検証
新サービスであるモバイルサービスのコンセプト
個別にオーダーできる便利なサービス(のはず)
課題は?
・操作性(ユーザービリティ―)がシンプルなようで、わかりずらい
→外国人、スマホが苦手な世代の対策が不十分
(海外スマホ、シムフリーでサイトエラーになる事象もあるようです)
・頼んだ履歴、届くまでのステータスを確認する方法がない
原因は?
ネットの世界なら致命的なことが、車内販売のサイトではまだできてません。
開発を急ぐための暫定仕様なのか、急遽きまったサービスにあわせた突貫開発だからなのか・・マーケットやユーザーニーズの調査漏れか?
対策は?
飛行機のように、CA呼び出しボタンを作るのは、機体開発なので基本的に無理
スマホで履歴を確認するためには、個人のIDとパスワードを作り、マイページにログインする機能が必要。
つくれば、会員登録が手間となり、移動中の車内、短時間で利用するサービスとしては、ちょっと面倒。
QRコードを座席位置と対にする方法も・・座席のセットアップが難しい・・・
等々、色々と考え、検証してみる必要がありますね。
そこで、パーサーさんに聞いてみました
予想とおり、新システムでのトラブルが多いそう。
外国人がシステムを使えない(エラーになる)、オーダーが届かない等のクレームも多い。システムにいきなり切り替えただけに、現場は混乱しているそう。
都度、対応状況を本部にあげてるそうです。
現場の声をきくかぎり、フライング仕様のようです。
いままでのエラー対応を、急ぎ開発しているとお話されてました。
どのように、課題を解決するか、サービスの進化を見るのが楽しみです。
新モバイルサービスは失敗なのか?
見切り発車は鉄道では厳禁。ソフトならよいのか?
新規事業の観点で検証するならば、100点の仕様をまっていたら、永遠にサービスはリリースできない。仕様を調整している間に、マーケットはさらに変化し続けます。
ならば、マーケットに飛び込む、最新の情報は現場、使った使用者の声にあります。
「まずやってみる」
「ユーザーの声を反映して、またトライする」
この方式の方が成功確率は高いのです。
新幹線のオーダーは、近い内に完璧なサービスになるのは間違いないと思います。
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事業開発とシャロ勉の共通点
シャロ勉も、資格試験学習も、インプットは大事ですが、
まず問題を解いてみる、アウトプットで情報を得ることが合格への近道
シャロ勉も「まずやってみる」学習、仕様は現場(問題)にあるのですから・・・
☆御礼☆
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