先日、商工会議所で県内の補助員研修に事業再構築として研修講師をしてきました。
研修でも指導員候補生ですから、当然にSWOT分析はご存じでした。
ブログの読者の皆様もSWOT分析は聞いたことはあると思います。
マーケティングに使われる有名な手法です。
今日は、マーケティングツールをシャロ勉、資格試験対策に活かすお話です。
研修参加者も、クライアント企業の分析には活用しても、日常で使う発想がなかったようです。
分析先を会社でなく、自分に置き換えるだけで各種マーケティングのフレームワークは使えるものが多いですよ・・・
SWOT分析の超基本
企業を取り巻く環境要因を分析し現状把握のために使う手法で、
以下の4つにわけて調査します。
S:Strength(強み)
W:Weakness(弱み)
OがOpportunity(機会)
TがThreat(脅威)
SとWは内部環境、OとTで外部環境を分析します。
自社にとっての、市場機会や事業課題を発見できます。
今日の本題
クロスSWOT分析でシャロ勉対策
SWOT分析の進化系になります
クロス分析をシャロ勉に活用してみます。
2軸で戦略を分析する手法です。
「強み」×「機会」=「SO戦略」
「弱み」×「機会」=「WO戦略」
「強み」×「脅威」=「ST戦略」
「弱み」×「脅威」=「WT戦略」
勉強における。弱みや脅威を、他の軸を掛け合わせることで、
プラスに転じる戦略を考えます。
❶合計点で合格が決まる試験(宅建士等)
強み✖️脅威
強みを活かし、脅威(弱点科目)をカバーする戦略
宅建士では暗記の多い法令上の制限は(8問)で、宅建業法(20問)や権利関係(14問)に比べると出題数が少ないので、他の科目でカバーできます。
※社労士等の科目毎に基準点がある場合は、この方法だけでは合格は厳しいです。
❷スランプや直前期の対策
弱み✖️機会
いま弱くても、チャンスがくるときがあります
スランプは知識が増えた頃に、頭の整理ができず混乱により伸び悩みます。
知識の再整理ができれば飛躍できます。スランプは、ジャンプする前の準備でしゃがんでいると考えましょう。
直前期、特に初学者ならば、一番伸びる時期です。
必ず、伸びるタイミングや、きっかけがあります。
数少ない機会に気づけるかどうか、そしてすぐに対策できれば、
チャンスを活かし弱みをカバーできます。
❸最悪な状況を乗り切る・・・
弱み✖️脅威
スランプは必ず脱出できる、飛躍のための準備なのですが・・
他にも、悪いことが重なることはあります。
仕事が忙しくなる、家でトラブルがあるetc.
弱み✖️脅威は、鉄壁な守りの戦略です。
固い守り、勉強ならば、少しだけでも勉強を継続する。
あきらめず、コツコツ継続していれば、弱みも徐々に改善、
そして機会がやってた時が戦略転機のタイミングになります。
チャンス待ちの戦略なので忍耐力勝負です。
心が折れそうになったら、なぜ、資格を目指したのか、
合格後の自身の活躍している姿等を思い浮かべてください。
それではまたあした
☆御礼☆
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