2023年7月11日~13日開催されているDXEXPO(ビッグサイト)に視察報告です。
5月のHREXPOよりは人の出が少く、出店者も半分ぐらいでした。
HRテックを中心にチェックし、トレンドを探りると、今回は、目立つののがタレントマネジメントの領域のシステムばかりでした。常連の勤怠管理システムはあまりなく(気付いたのはジンジャーぐらい?)、あとは総合ソフトのマネーフォワード、フリーでした。相変わらず、タレマネシステムの販促は活発的に行われてます。
今日の発見は、月額1万円300名以下の人事評価システムなる会社がありました。
最近はクラウドシステムの値上げが目立つ中で、格安路線は中小企業にとってはありがたいですね。
「なぜ、安いのか?」と尋ねると、必要な機能に絞っている。逆を言えば、多機能化が進んでいるが、使いこなせていない実態があるので、シンプルな機能にしたそうです。
これ共感できる戦略です。
私も多くの人事総務系のシステムを開発、販売してきました。
多機能だから利用されるわけではなく、導入する会社の課題にあわせた必要な機能があれば良いのです。
課題は自社にあり、他社が使っている、人気NO1だから、そのソフトを導入すると、必ず失敗します。
マーケティング戦略で共感できたのが、もう1社ありました。
タレントマネジメント領域は玉石混合で、本質を理解して機能を開発、提供しているベンダーがない。選ぶ側も課題を認識してなく、導入後うまく行っていない。
その原因は経営がからんでシステムを選定していない。人事、システム任せになっているからと分析。経営DXのブースで、タレントマネジメント+経営数値分析の統合ソフトとして出店。経営エリアで目立つ存在となり、良い引き合いが増えてるとのこと。
システムの選び方
解決策(=機能)から選ぶと失敗します。
解決は課題があって、初めて解決方法があるのです。
宣伝文句や人気ランキングで選ばず、自社が何をしたいのか?または、すべきなのか?
課題は何なのかを見極めることが先決なのです。
来月に、中小企業振興公社にて、人的資本経営×HRテックでワークショップが開催され、そこで講師の担当させて頂くことになりました。
システム選定のコツをお話します。詳細はワークショップ参加頂ければ、お話したいと思います。
第一弾して下記セミナーが開催されます。
それではまたあした
☆御礼☆
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