DX EXPO東京の視察をしてまいりました。
2023年初となる大規模なDX、働き方改革関連のイベントです。
人事系イベントのビックイベントは5月に予定されてます。
今年の特徴は、やはりインボイス制度が始まるので、関連システムは盛況でした。
ブースが目立ったのは、マネーフォワードやfreeのような統合パッケージ
人手不足だけに人事採用関連も気合入ってましたね。
人的資本経営で注目を集めた大手タレントマネジメント系は今回は目につきませんでした。出店されてたらすみません
今回参加して思ったことは、コロナ禍でガラガラのイベントが多かったですが、
参加者が戻ってきた感じです。
来場数も、主催者想定をかるく超えたそう。
1日4000人以上、大手HRテックベンダーのブースには、1日500人以上も集まったそうです。今回の出店した成果として導入意欲が高い来場者が多かったとのこと。
検討企業の規模も中小企業が増えてきているそう・・・
いよいよ中小のDX化が今年は進むかもしれません。
視察の目的は、クラウドシステムでは各社間で機能差があまりないので、
画面の使いやすさ、機能の操作性、マスターの設計について、根掘り葉掘り聞いてきました・・・
各社のデモ担当者も、実務を想定した機能の確認をするも、
質問するたびに「しばらくお待ちください」の連発でした。
設定できるかどうかの回答ならば得られるのですが、
「労基法を考慮した場合は、どっちの設定が良い?」ときくと、企業側で自由に決めてくださいと、アドバイスは特になし。
営業スタッフだからやむを得ないと思うのですが、ヘルプ体制が心配になりました、
かなり嫌な客だったかもしれません。すみません・・・
あるブースの担当者とは意見が一致
本音で語ってくれました。
システム入れれば、すべて解決とテレビCMしてるもの、
「運用を事前に整理し、きっちり要件を決めないと、システムの活用はできない。
安定稼働まで少なくとも3か月はかかる」と言ってました。
それなのに無料30日と宣伝しているが、「実際は30日では検証、テストはできない
と・・・」
クラウドシステムは1名あたり数百円で使えてお得感あれど、
ほとんんどの会社は設定代行はやらない。問い合わせ対応のみ。
一番人件費がかかる導入支援は避けてる印象です。
ある会社のサポート体制は、チャットのみ。電話対応不可。
電話サポートできるところでは事前予約制かつ30分のみだったりと・・・
気軽に安くサポートを受けられるところはみつからず。
有料オプションでも良いのでサポート可能な会社を選ぶことが、
システム選定の重要な要素となりまね。
今日の結論
ユーザーのリアルな運用を把握できて、法律もわかる社労士の存在は
システム導入支援ではベンダーとユーザーの両方の立場がわかるので、
ニーズはかなりあるなと再実感しました。
※導入支援有料のアドバイスができると言っていた会社の担当者でも、ユーザー側の運用を整備するような力があるとは言えずです。
例えば、「その運用は〇〇なので・・・。△△に変更しましょう?」とは
アドバイスしてくれません。あくまでヒアリングシートにのっとて、設定の確認をしていくレベルでした。
開業される方へ
バックオフィスのシステム化支援できると、差別化が図れ、強みになると思います。
セルフブランディングとして目指せ、DX社労士です。
次回は大阪開催です
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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