社労士試験が難しくなったと言われる原因に出題形式に「個数問題」が登場したことにあります。対処法をまとめます。
個数問題について(択一式試験)
択一式で5つある選択肢の正か誤りの数を当てる出題形式です。
以下のように質問されます。
「正しい問題の肢数は、いくつか?」
または
「誤っている肢の個数はいくつか?」
個数問題の難易度
1つ1つの問題肢をみれば、難易度は高くはないのですが、難易度を高めているのは、5問正解できる実力がないと、個数問題の正解を得られません。
個数問題はコスパがわるい
5つの選択肢中、4つ正解すれば肢別の正答率80%、4勝1敗で、通常の択一式形式式ならば、かなりの率で正解を絞り出せます。しかし個数問題では、5つ正解して、たった1点ゲットしかできないのです
5点連続とれる実力を発揮して、1点しか取れないので、非常にコスパがわるい出題形式なのです。
個数問題の傾向
令和4年:3問
令和3年:3問
令和2年:2問
と微増しています。
個数問題の対処法
出題傾向から70点中3点の割合になってます。
択一式は1科目4点以上で足切り回避
1科目7点×7科目=49点あれば確実に合格できます。(正解率70%)
仮に個数問題が3点分であれば、個数問題をスルーして67点満点と考えて、
67点中→49点を取りに行く
これでも、正解率73%で合格できます。
問題をスルーするメリットはもう1つありあmす
問題が長文化してきて解答時間が足らない人が続出している本試験において、
1点確保のために5倍近く時間を浪費する個数問題は、他の問題を解く時間にも影響してしまうので、スルーするメリットは大きいと言えます。
飛ばした個数問題のページは、問題番号に印をつけて、問題用紙の角を折ってわかるようにしておきます。
他の問題も、正解できる自信100%は〇、曖昧なのは△とマークします。
全問題をやりとげた後に、
残り時間をみて、見直しする問題を選びます。
△で正答の自信が50%~問題を見直しするか、
個数問題にチャレンジするかを判断します。
個数問題の見極め方
問題の文字数が少なくて軽く読めそう問題ならば、個数問題にトライもありです。
5肢に難問がかくれてれば、あとは感でマーク。
△の問題の多くは2択までは絞れてると思います。確率2分の1を当てにいく方が、正答の確率が高くなります。
本試験は100点を取る試験ではありません。
合格基準点をクリアする試験です。
正答の可能性が高い問題から解く。見直しも、正答率が高そうな問題から行う。いずれも解答の優先順位を決めることが解法の秘訣です。
それではまたあした
【参考】個数問題を市販書で演習
個数問題を演習するなら、本試験と同様の5肢択一式の問題集を利用しましょう
過去問バージョン
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