年々、社労士試験は難化傾向にあります。
理由の1つに組み合わせ問題の出題数が減っていることがあります。
組み合わせ問題の出題数
3年前は9問でしたが、一昨年から5問。半分近く減少しています。
令和4年5問
令和3年5問
令和2年9問
組み合わせ問題が減るとなぜ難化するのか?
組み合わせ問題は、選択肢がペアーになってます。
問題文のイメージ
1つの選択肢の正誤が判定できると、選択肢の数が減らせ、正答できる確率がアップできるので、数位的優位になりやすい出題形式なのです。
イメージを理解しやすいように計算問題にして説明します。
【事例問題】
以下の中から正しいものの組み合わせを選んでください
ア 1+1=3
イ 828×2022=1,674,216
ウ 1÷1=2
エ 1-1=0
オ 1+2=999
【答えの候補】
A(アとウ)、B(イとエ)、C(エとオ)、D(アとオ)、E(ウとオ)
この問題を解くにあたり、
アが×に絶対に自信があれば、
A(アとウ)、D(アとオ)を候補から消して、
この時点で3択に絞れます。
B(イとエ)、C(エとオ)、E(ウとオ)
次に順番に「イ」の正誤判定に進む前に、
絞られた選択肢を確認します。
「エ」か「オ」の正誤判断ができると、
二つの選択肢に、「エ」、「オ」はありますので、
一気に2つの選択肢から排除できます
「イ」を飛ばして、「エ」をみます。
「エ」が〇と判断した場合
答えは、B(イとエ)またはC(エとオ)
となれば、「イ」か「オ」で正誤判断できれば、
組み合わせ問題はクリアできます。
「イ」をみて、難しいとおもったら、すぐに
もう一つの「オ」をチェックします
「オ」なら楽勝で、〇とわかります。
「イ」の正誤判定をすることなく、
答えは、B(イとエ)と見つけられます。
組み合わせ問題の解放のコツ
答えがわかるものを先に見つけて、答えの選択肢を減らすことです。
択一式対策は、一問一答形式の過去問や問題集を利用が多いと思います。
本試験では組み合わせ問題や、正解の個数を選ばせる問題等の出題形式があります。
一問一答形式では解法の訓練できません。
直前期の今、本試験同様の5肢択一式で、解法の訓練が必須です。
消去法で答えを選ぶなんて、当たり前のようですが、事前に訓練しておかないと、極度に緊張する本番では、効率の良い解答ができません。
5肢択一式の専用対策の問題集はこちら
過去問バージョン
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問題集(新作あり)はこちら
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上から順番に正誤判定しても、正解は導けますが、本試験は時間との戦いです。
効率よく、正確に答えをみつけるテクニックを演習して身に付けておきましょう
☆御礼☆
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