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フランスの年金改革と日本の年金状況比較

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フランスは年金改革に抵抗し国民のデモが激化してますね。

何が問題となっているかを日本と比較して簡単解説します。

フランスの改革案

年金の受給開始年齢を現行の62歳から64歳に引き上げる

2023年9月から受給開始年齢を毎年3カ月ずつ引き上げ、2030年に64歳とする

 

制度が違うとはいえフランスは、現行62歳なんですね

日本は原則65歳に対して、フランスは変更後も64歳

日本の現状

日本の年金制度の状況を調べてみました

国民年金支給額の推移

2004年

支給額6万6208円

 

2022年

支給額6万4816円(1392円減)

国民年金保険料の推移(基礎年金)

2004年

1万3300円

 

2022年

1万6590円(3290円増)

日本も年金改革が予定されてる??

岸田総理の発表2022/10/17

60歳以上の人も、年金の保険料を納めなければならない可能性が出てきました。

政府は国民年金(基礎年金)の保険料納付期間

現行の20歳以上60歳未満の40年間→65歳までの45年間にする

「5年間、延長?」する影響は?

保険料が約100万円増加します!

いつ改定される?

2024年に結論だし、2025年に改正法案提出を目指すとの情報あり

この改革案(改悪)に影響する人は?

影響あり

★影響あり:国民年金対象者

⇒自営業の方

⇒60歳までに会社員を辞めた方(国民年金に加入)

☆影響なし:厚生年金対象者

60歳以降も会社で厚生年金に入る方は影響なし(69歳まで)

 

日本も改革案が提出される頃にデモがあるのでしょうか?

昔と違って、国と戦う人も減ってきて、あきらめムードな感じもします。

自分事としてとらえて、老後の生活に対して備えましょう

goukakuget.hatenadiary.com

社労士受験生☆年金問題が苦手な方へ

フランスの改革案同様に制度変更があると支給条件等が年齢等による移行措置が作られます。その結果、制度が複雑になり、受験生にとっては難解な科目になっています。

厚生年金、厚生年金を横断で整理することで知識が再理されます。

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