令和4年 第54回社会保険労務士試験合格者データ分析
受験申込者数 52,251人 (前年 50,433人、対前年 3.6%増)
受験者数 40,633人 (前年 37,306人、対前年 8.9%増)
合格者数 2,134人 (前年 2,937人)
合格率 5.3% (前年 7.9%)
注目なのは、コロナ禍でありながら、受験者数が増えていること
合格率が、予備校のボーダー予想では社会保険の一般常識で、2点救済の可能性もある難しい問題でしたが、15年振りに全科目で救済なしとなり、
過去3番目に低い5.3%になってしまいました。
<年齢別・職業別・男女別構成>
(1) 年齢別構成
20 歳代以下(10.7%)、30 歳代(30.4%)、40 歳代(31.7%)、50 歳代(20.1%)、
60 歳代以上(7.1%)
最年少者 20 歳、最高齢者 75 歳
昨年に比べて50歳代(前年18.7%)が伸びて、20歳代以下(12.3%)が下がっていて、中高年齢が頑張った歳になっています
(2) 職業別構成
会社員(61.0%)、無職(11.0%)、公務員(7.7%)、団体職員(4.7%)、自営業(4.4%)、
役員(3.6%)、学生(0.6%)、その他(7.0%)
年齢と職業別から読み取れること
代表的な受験資格が、短大、大学卒業である点
社労士の仕事内容が、会社の労務管理、年金等の相談でもある関係で、
学生より、会社員が多くなっています。
今年の最高齢者は75歳(昨年は78歳)で合格されてますが、
過去最高齢は、なんと84歳(令和元年、平成3年度)
膨大な分厚いテキストで、覚えられないと弱音をはきがちですが、
84歳の方が、頑張って合格されていると思うと勇気をもらえますね。
(3) 男女別構成
男性(61.9%)、女性(38.1%)
昨年女性が36%に対して2%増加しています
社労士の仕事はダイバーシティ、育児介護休業法の改正等あり、
女性の感性が必要なコンサルティング案件が増えてます。
これからも女性受験者、合格者が増えてくると思います。
☆御礼☆
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