「社労士試験は大学卒でないと受験できない」と思ってませんか?
在学中であっても、62単位以上の卒業要件単位を修得していればOKです。
社労士試験の受験資格要件とは?
正確に言えば、学歴のみで満たす条件は下記の通り
・学歴要件
「学校教育法による大学、短期大学、専門職大学、専門職短期大学若しくは高等専門学校(5年制)を卒業した者又は専門職大学の前期課程を修了した者」
これが勘違いの元情報です。
学歴は受験資格を得られる方法の1つでしかありません。
他にも指定されている条件を満たせば、学歴条件に該当してなくても、
受験資格は得られます。
主な他の要件は下記のとおり
・実務経験3年の要件
「労働社会保険諸法令の規定に基づいて設立された法人の役員(非常勤の者を除く)又は従業者として同法令の実施事務に従事した期間が通算して3年以上になる者」
今日のオススメ条件が下記となります
・試験合格の要件
未成年、大学以下の年齢の方は、
実務経験を満たすか、試験合格要件が使えます。
実務経験は3年かかってしまいますし
18歳未満だと実務経験をする場もないと思います。
今日の本題です。
高卒以下に受験資格を得る近道は、
試験要件で認められている試験を合格するです。
中でも、受験年齢要件がない
「行政書士試験」はオススメ
3か月で合格できる人も多い試験(600時間程度の勉強が必要)
若さと時間あるならば、行政書士試験経由で社労士試験を受けると
キャリアパス的にも、合格すれば、
「社労士×行政書士」と無敵のWライセンスになれます。
行政書士の最年少合格者は、今年は14歳(昨年は17歳)
社会保険の一般常識(社一)の演習問題
14歳の方は、社労士試験に挑戦できるわけです。
ぜひ、調整して欲しいなと思います。
【質問】
社会保険労務士は14歳でなれるのか?(登録できるのか)
【答え】
未成年者は登録できない
社会保険労務士合格者とは名乗れます。
<条文>社会保険労務士法
第五条 次の各号のいずれかに該当する者は、第三条の規定にかかわらず、社会保険労務士となる資格を有しない。
一 未成年者
二 成年被後見人又は被保佐人
:
以下省略
未成年でがんばって社労士に合格しても無駄なのか?
社労士としての1号2号の手続き業務、作成業務はできませんが、
3号業務となる相談業務は可能です。
もちろん3号は、誰でも資格がなくてもできる業務ですが、
無資格コンサルタントと比べたら合格された証明があると信頼度が違いますよね
手続き業務も自身の名で押印はできませんが、
社労士事務所に入れば、いくらでも仕事はやらせてもらえます。
未成年のうちから、経験を積んで、
二十歳で独立開業、実務経験も豊富な所長誕生も可能なわけです。
夢のある話ですね。
「行政書士経由」で社労士試験を受けられる方は、
未成年以外にも、このルートで社労士受験資格を得られている方は
実際に大勢います。
私の知人も、このルートで最短合格されてました
行政書士を通信講座で3か月で合格、その年に社労士を受験して
一発合格された強者がいます。
法律科目の試験なので、法律の内容は違えど勉強法は似てます。
彼は「受験勉強の親和性も高いので短期合格できた」と言っていました。
【まとめ】
大卒でなければ、社労士は受験できないは、正しい要件ではありません。
ただしい受験資格要件を確認してください。
多くの方が社労士試験を目指して頂け、仲間が増えたら良いなと思っております。
【参考】受験資格の詳細は、オフィシャルサイトで確認してください
2月から社労士試験勉強を始める方へ
800時間の確保できるようにスケジュール調整が必要です。
独学では1000時間程度かかると思います。
短期合格を目指すならば、予備校、通信教育を利用して、
インプット時間(テキストの理解)する時間を短縮する方法がオススメです。
料金的に通年料金は、いまからだと高いので、
月額性、サブスクスタイルの予備校で、合格者も多い
山川社労士予備校は、オススメです。
7か月で28000円(4000×7)
(テキスト、過去問、答練、通常他ではオプションとなる法改正、白書対策等、すべてコミコミ)
☆御礼☆
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