先日、JICAの研修員向け講師を務めました。
テーマは持続可能な組織の運営管理/人材と組織開発
参加国もメキシコ、コロンビア、ペルー、ブラジル、キューバ―、ドミニカと
多様な文化が一度に集まるなかでの研修は、非常に難易度が高かったのですが、
やりがいもある研修でした。
そこで感じたのは、海外の研修参加者が非常に積極的であるということです。説明の途中でも、次々と質問が飛び交い、活発なやり取りが続きます。
これは、日本企業向けの研修ではあまり見られない光景です。日本の研修では、質問を促しても、手を挙げる人が少なく、答えが返ってこないことが多いのですが、今回は質問を促すまでもなく、参加者からどんどん質問が出てくるのが印象的でした。この姿勢は、学習者として非常に素晴らしいと感じました。
一方で、日本の研修では、忙しい中貴重な時間をつかって受講しても、教室のドアを出た途端に内容を忘れてしまうことが少なくありません。しかし、交渉文化が根付いた外国の参加者は、ただ「学ぶ」というよりも、「教える」という感覚で研修に参加されており、常にどのようにアウトプットするかを意識して取り組んでいるように感じます。すぐに実践しようとする勢いがあり、行動を通して学ぶ姿勢がしっかり身についているのです。
さらに、彼らは物事の本質を知る力が非常に強く、「なぜ?」と深く追求し、理屈を理解したがります。単なる知識を聞くだけでは忘れてしまいますが、本質を理解することで、研修後も自分で答えを導き出せる力が養われるのです。このような海外の研修参加者の姿勢から私自身も多くのことを学びました。
日本人向けの研修でも、このような活発で前向きな雰囲気を作り出せるよう、講師としてうまく誘導していくことが、あらためて講師として大切だと感じたしだいです。
参加者のマインドを変えられ、しいては人生をかえられるきっかけを与えられるようなスピーカーになれるよう日々さらなる精進していきたいと思います
この外国人のマインドは、研修参加時だけでなく、あらゆる学びの場面にも通じるものがあります。もし社労士試験対策の講義を受けるのであれば、ぜひこの「外国人の参加者マインド」で受講してみてください。知識が確実に自分のものになるはずです。
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