資格試験の合格の秘訣は、成功者の学習法をTTP(徹底的にパクる)り、自分流にアレンジすること。そのためには、合格体験記は宝の山となります。
実際に試験を突破した人々がどのように勉強を進め、どのような戦術を立てたかを知ることで、自分の勉強方法に取り入れるべき点や改善点が見つかります。そこで今日は、合格体験記を参考にした勉強計画と戦術の立て方について書いていきます。
1. 合格体験記を読むメリット
資格試験の勉強を進める上で、合格体験記は非常に有益な参考資料となります。
合格体験記を読むことで得られるメリットは次のような点です。
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具体的な勉強時間の目安:どのくらいの勉強時間を確保すれば良いかがイメージしやすくなります。例えば、1日3時間、週末は5時間といった具体的なスケジュールを参考に、自分のライフスタイルに合ったプランを作成することが可能です。
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苦手分野へのアプローチ:体験記の中には「〇〇科目が苦手だったが、〇〇教材を使って克服した」という具体的な対策が書かれていることが多いです。自分が同じような悩みを抱えている場合、それをそのまま取り入れることで効率的な勉強が期待できます。
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モチベーションの維持:試験勉強は長期間にわたることが多いため、途中でモチベーションが下がることもあります。しかし、実際に合格した人の成功体験を読むことで、「自分も頑張ればできる!」という前向きな気持ちを持ち続けることができるでしょう。
【参考】合格体験記一覧
合格体験記/ヤマ予備
社労士試験の合格体験記/育児しながら合格(社労士24)
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2024年社労士試験合格体験記(11)「育児をしながら合格された方の体験談に励まされて」 | 『資格の大原』ブログ 社労士
2. 勉強計画を立てる際のポイント
合格体験記を参考にしながら、自分の勉強計画を立てる際に意識したいポイントは以下の通りです。
(1)長期的なスケジュールを立てる
多くの合格者は、試験までの大まかな長期計画を立てています。例えば、試験日まで6ヶ月ある場合、最初の3ヶ月は基礎知識を固め、残りの3ヶ月は過去問や模試を徹底的に解くといった流れです。
自分も同様に、試験日までの大まかなスケジュールを作成し、基礎固めの期間、応用問題に取り組む期間、そして総仕上げの期間をしっかりと設定しましょう。
(2)毎日のルーチンを決める
日々の勉強時間や勉強内容を具体的に計画しておくことで、効率的に学習が進みます。合格体験記の中には、1日のタイムスケジュールを詳細に記載しているものもあります。それを参考にし、自分の生活スタイルに合った勉強ルーチンを作りましょう。
例として、朝1時間で科目Aを、夜2時間で科目Bと過去問に取り組むといったように、毎日の流れを決めてしまうことで習慣化が促進されます。
(3)過去問を重視する
合格体験記の多くで言及されるのが、過去問の重要性です。過去問は試験の出題傾向を把握するための最良のツールであり、繰り返し解くことで知識の定着が図れます。
合格者の中には「過去問を10回以上解いた」といった例もあります。自分の勉強スケジュールにも過去問演習を組み込み、繰り返し解くことで、本番での問題対応力を高めていきましょう。
3. 合格者の戦術を参考にする
合格者がどのように戦術を立てたかも、非常に重要なポイントです。具体的には以下のような戦術が考えられます。
(1)得意科目を伸ばし、苦手科目を最低限克服する
合格体験記では、全科目を完璧に仕上げるのではなく、得意科目を高得点に持っていく戦略を取っているケースが多いです。一方で、苦手科目は合格ラインをクリアする程度に抑え、全体での合格点を狙うという戦術です。
自分も同様に、得意科目を中心に力を入れる一方で、苦手科目は合格点を確保できる程度に対策をしておくと、効率よく試験対策ができます。
(2)短期間で集中する「直前期」の戦略
直前期の勉強方法は、合格者によって様々ですが、徹底的に模試や過去問に取り組むことが多いです。合格体験記で語られる「直前期の戦術」では、得点力を上げるための追い込みが重視されます。
特に、模擬試験の結果を振り返り、弱点を最後まで修正することが大切です。自分も直前期には、結果を基に重点的に強化すべき箇所を明確にし、そこに集中して取り組むことをおすすめします。
まとめ
合格体験記を参考にして勉強計画や戦術を立てることは、効率的かつ現実的な試験対策の一助となります。長期的なスケジュールと毎日のルーチンをしっかりと立て、過去問や模試を繰り返し活用しながら、自分の得意・苦手を明確にして戦術を練っていきましょう。
最後に、モチベーションが下がったときこそ合格体験記に目を通し、自分も同じ道を歩んで合格を勝ち取るという強い意志を持ち続けてください!
この記事をもとに、皆さんの試験対策がより効果的に進むことを願っています!
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
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