士業関連(行政書士、診断士、社労士)SNSで話題の副業開業カタログを読みました。
副業から開業した諸先輩20名の体験談。
副業開業カタログの概要
どう両立するか?仕事の獲得方法?軌道に乗せる方法?いつ会社を辞めるか?
著者は当ブログでも同じ 資格ソムリエ 400を超える資格を持つ林先生。
林先生とは、私は社労士仕事カタログ(共著)で一緒に掲載させてから、お世話になってます。
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副業開業カタログの感想
紹介された先生の共通点は、副業時代が想像していたより短いこと。
1年未満で完全に独立されているに驚きました。
林先生は2年程度で副業時代から年収数千万円を達成して専業になってます
※正確な年数ごとの年収額は購入したら著書に書いてあります。
副業士業へのアンケートも参考になります。
やはり本業との時間の割り振りが大変なのは皆さん同じ。
副業は独立の準備期間として捉える。稼げるかの不安もある・・・
このあたりは同じ士業として納得できる結果でした。
軌道に乗せるコツ
やはり営業強化が一番。特に人脈形成が重要。このあたりは20人の先生の体験談が参考になります。
士業の副業は可能か?
副業で稼いでいる人がいる以上、もちろん答えは「可能」
兼業として成功している人がいるかは、著書からはサンプルが少なかったかも。
会社も辞めず、士業を続ける兼業は難しいのか、独立できるタイミング(年収条件)がきたから、必然的に独立してしまうのか・・
社労士としての副業法
開業社労士の経験値がある今、「副業から始めること可能か?」を考察してみます。
❶行政対応
社労士は行政機関とのやり取りがあるので、平日の行政が開いている時間に仕事ができないと難しいと思いますよね?それは昔の話。
申請代行業務は、ほとんど電子申請、郵送で対応が可能です。
夜間、休日に電子申請すればOK
❷新規開拓
本業があれば、他企業との接点は作りやすい。個人より会社のブランドがある方が強みになります。(本業のお客様を直接顧問にする際は、会社への相談はされた方が良いですが・・・)資金繰りにも使えるクレジットカードも個人事業主より作りやすい(辞める前に作っておく)
営業では「社労士×本業」の知見をPRします。
Wワーカーは専門性の相乗効果があるので差別化になりえます
(注意点は、士業に専念していない、中途半端な士業と思われないように、Wのメリットを説明は必須)
そのためにも、1つの仕事でも大変ですが、本業、副業共に、いままで以上に本気になる必要はあります。
飛び込みでも、会社のブランドもあると、信頼を得やすいと思います。
会社からの収入もあるので、無駄に焦ることもなく、営業に集中できます。
稼ぎがないと、せっかくの専門性を安売りしがち。これは開業当初で失敗事例で一番多いパターン(安く受けると値上げで苦労します)
自分価値と対価があわない案件は断る勇気がだせます。良いお客様に出会うまで期間を確保できるのはメリットですね。
コテコテの営業以外にも、ネットの活用、マッチングサイトを使う、
面談もオンライン(ZOOM等)を使えば、本業への影響をおさえられます。
コロナでオンライン文化が浸透したのも、士業の副業をやりやすくなったと思います。
❸稼ぐためのインプット
社労士として知識は、合格後もブラッシュアップが必要。
会社にいれば「人と組織」の中に実体験ができています。
身の回りの課題、自身が感じること、会社や組合等がどのように対策をするか、
仕事をしながら多くの学び、気付きを得られます。これも本業がある人ならではの特権です。所属している組織によっては、リスキリング対策として教育の機会も与えてくれます。個人ならば、自分で時間を削って教育に投資しなければなりません。
実体験ですが、会社から教わったこと。社員ならば誰ても知っている当たり前だと思っていたことが、社外に飛び出してみると非常に価値がある知識だと気付けます。
社労士としては、組織内にいることは「良い情報源」となるので活かさない手はありませんね。
副業し開業への道を「副業開業カタログ」には多く紹介されてますが、
本業とサブの副業の関係ではなく、これからは兼業として両方にメリットがでる働き方も、良いのではと思った次第です。
「士業の兼業カタログ」本を執筆したらニーズあるかも?
それではまたあした
☆御礼☆
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