SNSでプチばずってる「労務士さん」に夢があるかを考察してみます。
西川貴教さんが語る労務士さんとは?
先日、西川貴教さんが、27年にわたる企業経営を行うためには、税理士、弁護士以外に労務士さん(社会保険労務士)が必須的なコメントをテレビ「ワイドナショー」でされました。
いま社労士界隈では、社労士会も含めて盛り上がっており、
「西川さんを社労士会のイメージキャラクターに!」との声まででてましたww
労務管理とは無縁なイメージの芸能事務所(=個人事業主の集合体)でも、「みなしで雇用とされるリスク、本人の働き甲斐のためにも、労務士さんは必要」と、すばらしいコメントでした。
現実的な夢となりますが、まずは稼げるのかについて、
最新データがありましたので紹介します。
社労士の年収データ2023
・社労士の平均年収は483万円
・45歳以上の平均年収は629万円
・社労士保有の人事の平均年収は622万円
・社労士事務所所属の社労士の平均年収は440万円
・社労士資格保有者の7割が一般企業所属
・エリア別 首都圏:572万円 東海・関西:528万円
出典「MS-Japan調べ」 https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12328.html
社会保険労務士資格保有者の平均年収は年代別では、おおむね年齢比例して上昇。
社労士として開業者は30代以降から増える(組織に所属しない多様な働き方があるのも特徴)
30代後半の平均年収が30代前半の平均年収が下がったのは、独立開業して、いったん収入が減った方の影響との分析です。
開業は30代が多い?個人的には30台後半~のイメージでした。
社労士としての稼ぎ方(資格の活用方)
資格の区分には、主に2つ。
❶「開業区分」自立して稼ぎをえる。
❷「勤務登録」組織内のために資格を活かす。
組織での働き方は主に2つ。
・企業の人事で活躍する。
・社労士事務所に雇用されるパターンがあります。
企業人事:622万円/年
社労士事務所スタッフ:440万円/年
なんと約180万円以上の開きがあります。
一般のイメージでは、専門事務所でバリバリ働く方は、高級とりと思われるかもしれません。企業とちがって、ほとんどが個人事業主だからです。
社労士事務所では雇用が10名を超えていたら、大きい事務所だと言えます。
この人数では、企業だったら零細企業とみられますね。
大手社労士事務所を除けば、代表(トップ)の年収は、企業人事担当と同じぐらいもありえます。
年収だけみれば、狙うは大手の人事部ですね。
社労士に合格して狙う3つ戦略パターン
①開業して1千万円/年を目指す
これが一番夢があります。
リスクがとれる30代前半ならば、十分大台突破も可能だと思います。
もし失敗しても、転職しやすい年齢でもあります。
50代超えて退職してからの独立は家庭的にリスクとれるか等、慎重な判断がでてきます。
②安定した地位と収入を得る→一般企業へ転職
※合格者には人事でなくとも月額5万円手当を払う会社もあります。
いま給料が増えないならば、資格をとって転職することで、増やせる要因になりえます。
③堅実派(修行)
③-1 社労士事務所で働く
給料が安くても、社労士事務所で経験を積む。いずれは開業もあり?
(独立ありきでは、中々採用されませんので、ご注意を)
③-2社労士×福業
実は最近は、堅実派が選ぶコースが、もう1つあります。
それが兼業での開業です。
サブの副業ではなく、気持ちのうえでは同格で仕事をします。
雇用形態的には、会社から給与もある健康保険、厚生年金もあり、開業の方で、案件ゼロでも焦ることもありません。
昔は、役所に届出業務があり、土日で業務は難しかったのですが、
電子申請が便利になり、お客様とはオンライン打ち合わせもできる(休憩時間にでも)
と工夫により、十分、兼業ができる時代となり、福を呼ぶ福業となりえます。
士業の副業ブーム到来かもしれません
いまベストセラーの新刊 400の資格をもつ林先生の本はこちら
👇
【参考】社労士に未来があるか、稼げるかについて
セカンドキャリア×社労士資格で考察した過去記事はこちら
👇
MSJapanデータの詳細は👇
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
下記のアイコンをクリックすると、他の素晴らしい社労士や資格関連のブログの一覧が表示されます。 参考になりますので、ぜひ閲覧してみてください。
【お願い】 この記事も参考になったらアイコンクリックお願いします。
👇️