難関な国家試験に合格しても、
「社労士なんて、食えない、儲からない」
残念にも「社労士って何?」と言われたりしてます。
外野の声を聴いてると「受験しる価値がない」と思ってしまう方も多いはず。
先日も、後輩から「社労士で開業されて、どうですか?」と、またまた聞かれました。
オブラートに包んだ質問ですが、
直訳すると、「社労士で稼げるのですか?」と言われてるわけです。
社労士が食えるかどうか、社労士会のデータからの考察は👇を参照してください。
本日のテーマ
食えないと良く言われるので、社労士として生き抜くための
考え方をお伝えしてみます。
新米社労士が稼いでいく方法
社労士の仕事のおさらいです。
・雇用保険、年金等の手続きを代行、役所に届け出をする仕事
これが一番有名かと思います。
この部分がAIで自動化されるから、仕事がなくなる、食えないと言われてるのだろうと思います。
・コンサルティング業務(人事制度、就業規則作成、社内教育等)
制度設計のコンサルティング、社員教育系と多岐にわたります。
社会保険労務士法で縛りのある書類作成、手続きをしない
コンサル、相談は、資格がなくても、誰でもできます。
ちなみに就業規則作成は、社労士の独占業務です。
これも、単なる作業と見れば、ゆくゆくはAIにとられるかもしれません
※いまでも自動作成ツールがあります。
私はあえて、コンサルティング業務として紹介したのは、
企業の方向性、価値観等をヒアリングして、作成すべきものなので、
コンサル領域と思っています。
具体的な対策
新人としての戦う土俵を考える
・書類代行、届け出業務
経験豊富な社労士や人数が多い社労士事務所には勝てません。
→この分野で単品で戦いを挑むとなると、価格勝負になりかねません。
・コンサル領域
ここは社労士としての経験が足らずとも、
いままでの社会人としての経験などがあれば、
総合力で戦えます。
「コンサルだけなら、社労士資格不要だったのでは?」
と疑問を持たれましたか?
無資格コンサルさんとの差別化
社労士は、企業経営の根幹となる
人にかかわるデータを収集ができます。
出勤簿、賃金、名簿
これらのデータから、企業経営を分析することができる強味があります。
そのためには、日々データを受領するたえの方法として
手続きや給与計算を行うと強味に直結します。
手続き業務→データ分析→コンサルティング→業務改善→手続き→・・・・
このサイクルが社労士ならばできる経営コンサルになります。
なにより、独占業務がある資格が、社会保険労務士です。
国に守られてる部分があるのは、最大の強味です。
AIがあっても、人で行う部分、機械を使う側のスキルは必要になります。
労働環境の変化が激しい時代こそ、社労士の時代だと思っています。
ぜひ、令和4年の社労士試験に挑戦してください。
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
下記のアイコンをクリックすると、他の素晴らしい社労士や資格関連のブログの一覧が表示されます。 参考になりますので、ぜひ閲覧してみてください。
【お願い】 この記事も参考になったらアイコンクリックお願いします。
👇️
社労士業は工夫しだいで稼げる見本
田中先生の実践本が参考になります。
名刺の作り方まで指南されてます。