厚生労働省が「短時間労働者への適用拡大など」の改正を検討されています。
雇用保険の恩恵を多くの労働者も受けられるようにするメリットはあるものの、
雇用調整助成金で2023年4月で6兆円が支給され財源を圧迫したことも、もしかしたら適用拡大をする理由に関係しているのではと思ってしまいます。(雇用保険料は値上げされてますから関係ないとは思いますが・・・)
改正法案要綱
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1月12日に改正法案要綱を労働政策審議会に諮問し、いずれも「おおむね妥当」との答申を受けた。今年の通常国会に法案を提出する。
雇用保険法等改正法案要綱では、令和10年10月から、雇用保険の適用対象者を「週所定労働時間10時間以上」に拡大するとした。
引用:労働新聞社
施行は10年10月に 短時間勤務者へ適用拡大 厚労省・雇保法改正案要綱|労働新聞 ニュース|労働新聞社
主な改正予定(主に令和7年から実施)
・雇用保険基本手当の給付制限期間が1か月間に短縮
詳細は下記👇参照ください。
働き方改革実行計画
「法律の施行後5年を経過した後適当な時期において、
改正後の労働基準法等の実施状況について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に応じて所要の見直しを行う。」と記載があります。
2024年は5年経過後にあたります。
これから雇用保険以外にも、続々と改正が検討されています。
工場法由来の現労基法が、多様な働き方にマッチした制度となるように期待したいですね。唯一気になるのは、社会保険労務士の受験生の影響です。
従来より社労士試験は法改正が多く難易度をあげてました。
今後は改正量が増えてくる可能性が高いため、今年で合格し法改正呪縛から早めに逃げ切らないと、どんどん苦しくなりそうです。
【受験対策】
早めに改正知識を仕入れれば、覚え直しをさけられます。
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それではまたあした
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