行きつけのレストランを芸能人が食レポしてました。
美味しさを上手く伝えてくれると期待してたのですが・・・・
味を知っている店だったので、答え合わせをしている気分で、食レポをチェックしました。
残念にも美味しい!連呼、目立つのはオーバーアクションだけ。
唯一の味の説明も、どこの店でも使え共通なワード「柔らかい~」「匂いがいい~」程度。店の特徴ある味を想像できるコメントはゼロでした。
味を舌で感じ脳が理解しているはずなのに、言語化ができないのです。
完璧に体験や知識を理解できたと言えるのは、相手にあわせて伝えられた時なのです。
社労士あるあるです。
社労士先生の伝え方は大きく分けて2つ。
①法律を条文通り漏れなく正確に伝える
②相手のニーズ、レベルにあわせて法律の説明をする
社労士を知っている社長さんの多くの意見は、士業全般で皆さん説明が難しいと言われます。①のパターンですね。法律を間違えて伝えては一大事、信用にかかわります。
例外規定、通達などすべて関連する内容を正確に伝えくなる気持ちはわかりますが、
聞き手とのギャップがないか見ずに伝えてる方が多いようです。
逆に②は相手にあわせて、必要な部分を伝えているので、わかりやすい反面、誤解されるリスクもあります。
どっちが正解かはケースバイケースですが、
大切なのは相手に理解されるように説明できるレベルまで知識を高めておくこと。
条文の本質、例えばなぜ、このような内容になっているのか歴史的背景等まで、知識を深めておけば完璧です。
社労士業として伝える技術
こちらも同じです。
自分では理解したつもりでも、相手に説明できないならば、知識はまだ不十分です。
伝えて知識を定着させる勉強法
講師になったつもり勉があります。
講師も2パターンあります。
❶法律家として法律を解説する講師
❷受験生向けに法律を解説する講師
法律家タイプの❶は、聞く側が社労士のように法律の専門家ならば、非常にありがたい講義になります。受験生向けの❷の講師は、試験にでるところを強調、覚えやすいように解説する講義スタイル。
育児介護休業法の大改正で、❶と❷のタイプのセミナーを受講しました。
同じ条文の解説なのに、説明方、受けての理解度がかわります。
自分が知識が弱い時点では、❷の受験生向けの解説が非常にわかりやすく、一度聞けば、すぐ他人に説明できる感覚です。
しかし、ちょっとお客様から質問を受けると、答えられないケースが発生します。
本質の理解までできてなかったからと言えます。
❷の法律家タイプ、労働局の講義は、背景から例外まできっちり解説。
社労士としては❷のレベルを理解が必須なのです。
一番の勉強法は、自分で法律を伝えることを繰り返す。これに限ります。
相手の反応が良い先生になるのです。
シャロ勉としての伝える技術
伝える相手は問題作成する試験委員会の先生達です。
彼らが伝えて欲しい点、すなわち理解し欲しい論点にあわせてインプットする。
論点のチェックのため口頭で一般人に伝えてみる。
問題を解く際は、「なぜ正解か、なぜ間違えか」を口頭で解説します。
口に出すことで耳も目も知識定着にフル活用できるメリットもあります。
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【まとめ】
テキストは理解しているはずなのに、得点できない方は、
相手(試験委員会)が必要としている知識力が身に付いてない状況です。
予備校講師になったつもりで論点を講義してみてください。
ポイントは恥ずかしがらず、声をゆっくりとはっきり出してください。
蓄積した理解力が得点力にかわるはずです。
それではまたあした
☆御礼☆
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