ある資格を短期合格を目指す方からの相談事例です。
予備校に通い始めたばかりのお悩み
お悩み1:勉強のやり方について
「学校もはじまり、勉強も毎週毎週増えてきた」
「学校の動画見返す」
「予備校の講義以外にYouTubeをセクションごとに1.75倍速でみる」
→毎週新しいセクションや難しい論点が増えてきた、復習する暇がなくなって、すぐ忘れてしまう。どうしたら良いか?
アドバイス1
勉強開始頃、予備校利用者に多い相談内容ですね。
全テキストが一巡するまでは、すべて新しい論点の連続。
予備校の講義はムダなく、密な授業で突き進みます。社労士の予備校だと1回2時間ぐらいは普通です。週1のペースでも復習に時間がとれなくなる状況は理解できます。
復習のポイントは、テキストの内容が、独りで読んで理解できるようになっているか、どうか。よくわからない所があれば、それを次週、講師に確認する。
1巡までのインプット期間は、とにかく理解できるようになればOKです。
お悩み2:暗記の方法
動画を繰り返しみてるが覚えられない
細かい論点、数値が覚えられない。どうしたら暗記できるか?
初学時に多いプレッシャー、焦りは、テキストに記載されている細かい論点が多すぎて覚えられないこと。
アドバイス2
予備校のテキストならではのお悩みなのです。
本試験の問題で、テキスト未掲載となると受講生からクレームがでるで、未掲載の問題が出題されると、翌年のテキストに追記され、年々掲載量が増えてくる傾向にあります。
国家試験ならば7割以上とれば合格できます。テキストに掲載されている内容をすべて理解し暗記できたら10割以上の知識ボリュームになるぐらいです。
重要なのは、予備校のテキストをすべて理解、暗記する必要がなく、それでも十分合格できます。
初学者向け予備校利用のコツ
講師が重要と強調した、マーカーを引いたところは、徹底的に覚える。
その他は読み流しましょう。そして、すぐに過去問をやります。
テキストの内容が、どのような問題文になって出題されているか把握します。
さらに、どの部分から出題されてるかもチェックします。
これにより、テキストのほとんどの部分が、過去問に出題されてないことが実感できます。10年に1回程度の出題頻度の内容もテキストに載ってるのです。
過去問から出題頻度を把握して、テキスト掲載論点の強弱を把握しながら勉強することが、効率的なインプット法になのです。
効率的な暗記法
動画を反復しただけでは、覚えた気になるかもしれませんが、得点力は身に付きません。記憶が定着するには、アウトプット、つまり脳内から論点を思い出して初めて、得点につながる知識に熟成されます。
暗記のコツ
インプットしたら、すぐ演習。わからなくても、必死に思い出す
→復習→演習の繰り返し。
忘却対策
3日かけて復習するサイクルがベストです。
下記の例では
③は、日曜日、月曜日、火曜日
④は、月曜日、火曜日、水曜日 でワンサイクルで復習が完成です。
インプット2巡目からは、初学時の苦労が嘘のように、インプットも復習も楽になります。辛いのははじめだけです。あきらめず1回目完投まで学習を続けてください。必ず道は開けます。成し遂げましょう!
☆御礼☆
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