セカンドキャリアとして中高年齢者に人気がある資格。
特に社会保険労務士は、働きながら合格を目指せる国家資格として人気があります。
社労士試験の問題は、1問1問の難易度は高くありません。
理解力がある大人ならば独学でも学習可能、合格も目指せます。
一番の敵は範囲が膨大で、大量な暗記が必要なこと。
年齢と共に記憶力が下がってきます。
いかにして記憶をキープするかがカギとなります。
記憶は3段階にわけられます。
①情報を覚える「記銘」
②情報を記憶として留める「保持」
③情報を必要に応じて思い出す「再生」
年齢によって機能が低下するのが、③の再生(想起とも言います)
覚えたことを思い出すまでに時間がかかります。
認知症との違い
加齢による物忘れは、①インプット(記銘)できるが、アウトプット力が下がる
認知症の場合は、インプット力が落ちる症状です。
加齢でも脳科学的には覚える力は減らないわけですから、
合格レベルの知識を得ることは可能となるわけです。
本試験に合格するためには、時間内に知識を思い出し正解しなければなりません。
再生力の低下に加えて、極度の緊張も襲うため、普段より得点力が下がるのが本試験。
再生力を上げる対策はどうするか?
脳は鍛えれば若返れます。
☆対策1
アウトプット(問題演習)の時に時間を決めて回答する
社労士試験ならば、1肢30秒を意識してときます。
※すべての選択肢数と解答時間から逆算し、見直しを時間を考慮すると、択一式問題では30秒のペースが必要
☆対策2
問題演習の反復数を増やす
反復訓練により、テキストで覚えた論点が、どのように問題文になるかが、感覚として身に付きます。
問題文を読むと正誤の論点部分が、目に浮かぶ感覚が得られます。
スポーツで言うゾーンにはいった感じになります。
考えて解くレベルから反射神経で問題を解けるまで繰り返してください。
GWにアウトプットに専念できる方ならば短期間に一気に全科目を3回転してみてください。かならずや解答スピードがあがるはずです。
☆対策3
度忘れした場合は、都市伝説的な話ですが、思い出せないと1つ脳細胞が消滅する言われます。すぐにテキストを見ずに、思い出すまで頭をフル回転させる。
あきらめずに思い出すことも脳のトレーニングになります。
加齢を理由に記憶力下がったと言うのは、得点があがらない時の逃げる良い理由でしかありません。
最高年齢合格者をみると、合格に年齢は関係ないことがわかります。
余談ですが、私が担当する人生100年時代を形成するセカンドキャリアセミナーで
参加される方の過半数が70歳以上。最高年齢 約90歳でした。
生涯現役で熱い想いをもって活躍される人生の先輩が沢山おられます。
辛くてもリスキリングを継続することは、必ずやセカンドキャリアの形成の軸となり、
明るい未来に繋がります。合格を成し遂げてください。毎日応援しております。
☆御礼☆
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