運行管理者試験に合格された皆様、おめでとうございます。
運輸業界は人手不足の中、安全運行かつ運転士の働き方改革にとって、
運行管理者の力が求められています
皆さまが現場でご活躍されること期待しております
令和6年度の試験対策をするために、
令和5年度第2回の合格発表データを確認してみましょう
【貨物】
受験者:22,493人
合格者:7,701人
合格率:34.2%(1回目:33.5%)
※令和4年度 1回目38.4%→2回目34.6%
※過去最低の合格率14.4%
【旅客】
受験者:5,434人
合格者:1,984人
合格率:36.5%(1回目:34.5%)
※令和4年度 1回目40.1%→2回目35.3%
過去最低の合格率14.4%(貨物)、過去最高47.4%(旅客)のデータがあります
平均すると貨物、旅客も約30%の合格率です
傾向として1回目が簡単だと2回目が難しくなり、
逆に1回目が難しいと、2回目が易しくなる調整がされているようです
CBT試験なので、受験された方が、全員同じ問題でないので、難易度に差があり、
運不運があります
問題的には、旅客(特に貸切)が固有の条文があり、覚える事がおおく、
貨物より旅客が難しいと思いますが、合格率は貨物の方が低くなっています
おそらく受験生が貨物は多く、様々なレベルの方が受験されるので、合格率が少し下がっている、さらに、旅客の貸切は試験を受けないと運行管理者になれないため、業務命令で合格が必須となりプレッシャーがある方も多いので、合格率が少し高めになっていると推察されます
合格基準は、全体で6割 30点満点中18点以上です
過去問で7割とれる力を身に付ければ合格できます
12問もまちがえても大丈夫な試験なのです・・・
※完璧主義の方はご注意を、極めようとすると幅が広すぎで深みにはまってしまいます
今年の夏試験は、改善基準告示が4月からの法改正版になります
過去問がないので、対策は慎重に行う必要があります
新しいテキストは購入必須(古いテキストは法改正が反映されてません)
まだ余裕があるうちから、改善基準告示は数字が多いので早めに対策をしておきましょう
特に旅客の場合は自分の業種以外を覚える必要があるので要注意です
得点源にすべき科目
試験の配点と科目毎の基準点は下記のとおり
貨物自動運送事業法(貨物)/道路運送法(旅客): 8問(基準点1点)
道路運送車両法:4問(基準点1点)
道路交通法 :5問(基準点1点)
労働基準法 :6問(基準点1点)
その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識・能力:7問(基準点2点)
対策は、貨物自動運送事業法(貨物)/道路運送法(旅客)を極めること
ここで8点満点とれれば、あと10点で合格です
残りの科目 2点×4科目=8点でOKになります
つまり他の科目は、軽く勉強しても合格可能、実際には運送法8点満点は難しいので、他の問題でカバーします
労基法が6点あるので、ここも得点源にすると、合格がかなり近づきます
実務とは無縁の科目なので、苦手に思われる方が多いのですが、
とっつきにくい科目ですが、慣れると意外に簡単な科目です
過去問とおりの出題が多いので、理屈抜きにして演習しながら、数字等を覚えればOK。改善基準告示は多くの数値の丸暗記が必要で、計算問題もありますが、
これも練習の反復で覚える、出題形式に慣れれば得点源になります
【ご注意】くれぐれも労基法を社労士受験テキストにのっているレベルの精度まで知識を高めようとしないでください。(本来は労基法だけで、少なくとも50時間ぐらいの勉強が必要な難易度の科目なのです。運行管理者では、そこまでやらなくて突破できます)
それではまたあした
☆御礼☆
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