新年一発目のセミナー案件は、「AI × 人事業務」がメインテーマでした。
昨年あたりから、AI×〇〇という切り口の講演依頼が急増しています。
ありがたいことに、また依頼がきました
2026年は、いよいよ中小企業にもAI活用が本格的に広がる年になると感じています。
日本企業の約9割を占める中小企業がAIを本格活用すれば、日本全体の生産性向上へのインパクトは計り知れません。
一方で、AI活用を推進する立場の士業、とくに社労士として、
ふとこんな不安がよぎることがあります。
「これって、自分で自分の首を絞めているのでは?」
AIを使えば業務は効率化され、便利になります。
それは一見、「社労士がいらなくなる未来」を自ら語っているようにも見えます。
しかし、これは表面的な見方です。
AIが士業を不要にする理由として、
「ハルシネーションがあるから」「AIはまだ完璧ではないから」
と語られることも多いですが、私はそこが本質だとは思っていません。
精度の問題は、時間が解決します。
ドッグイヤーどころではありません。AIプロンプトイヤーとも言える速度で進化しています。
正答率100%、世界一の知識量を持つAIが登場するのは、時間の問題でしょう。
では、そのとき士業は本当に不要になるのか。
答えは、NOです。
なぜなら、AIは
「何を実現したいのか」「何が課題なのか」
を自ら考える存在ではないからです。
AIは、指示されて初めて動きます。
問いを立てるのは、常に人間です。
しかし、企業自身が
・本当の課題
・優先順位
・組織の事情
を正確に言語化できるとは限りません。
だからこそ士業は、
潜在的な課題を掘り起こし、整理し、解決の方向性を示し、伴走する存在
として、今まで以上に必要とされます。
さらに、AIが出した「正論」「正解」を、
現場にどう落とし込み、どう運用し、どう定着させるか。

ここにこそ、社労士の専門性とコンサル力が発揮されます。
AIで実務を効率化し、浮いた時間を
・顧問先との対話
・現場理解
・提案力の強化
に使う。
AI活用の目的は「効率化」ではなく、
「時間の再配分」です。
もちろん、作業代行型の士業は、これから厳しくなるでしょう。
しかしそれは、士業の本来の姿ではありません。
付加価値を認めてもらえる士業になる。
今年も、その覚悟を新たにしながら、セミナーシナリオを書いています。
明日は、経営者目線でこの話をします。
☆御礼☆
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