社労士試験が、2025年はかなり難しくなり、合格率が昨年6.9%から5.5%へ下がりました。
他資格とくらべて、どれくらい、社労士試験の出題が難しいか、専門的な知識を問われてるかを、検証してみたいと思います。
まったく同じ資格試験はありませんので、
年金をあつかっている試験の過去問を調べてみました。
まずはファイナンシャルプランナー2級(FP技能士)
2級 合格率は約20%~60%
1級 合格率は7%〜18%
<FP2級の問題>
国民健康保険の加入者は、全員が被保険者であり、被扶養者という区分はない。
出典:2021年5月試験
→これは、社労士受験経験者でもなくとも、答えられそうな問題
他の問題も常識で答えられそうなものも多く、問題文も短め
同じ論点、被扶養者の出題を社労士で調べてみると・・・
<社労士試験の類似問題>
健康保険法における被扶養者とは、日本国内に住所を有するもの又は外国において留学をする学生その他の日本国内に住所を有しないが、渡航目的その他の事情を考慮して日本国内に生活の基礎があると認められるものとして厚生労働省令で定めるものをいう。ただし、後期高齢者医療の被保険者等である者その他健康保険法の適用を除外すべき特別の理由がある者として厚生労働省令で定める者はこの限りではない。厚生労働省令で定める者とは、日本の国籍を有しない者であって、出入国管理及び難民認定法(以下「入管法」という。)第7条第1項第2号の規定に基づく入管法別表第1の5の表の下欄に掲げる活動として法務大臣が定める活動のうち、本邦において2年を超えない期間滞在し、観光、保養その他これらに類似する活動を行うものをいう。
出典: 令和7年 健康保険法 問6
答え:×
<FP1級の問題>
雇用保険の一般被保険者が、正当な理由なく、自己都合により退職した場合、一定の教育訓練給付を受けることにより、基本手当の給付制限が、2か月から1ヶ月に短縮される
出典:2025年9月試験
→こちらは法改正問題ですが、こちらも、一般常識で答えられる可能性が高い問題。
他の問題を調べると、2級よりは全般的に問題文が長く、細かい論点も問われてるので、
社労士目線でみても、きっちり読んで答えないと間違えそうなレベル。
<社労士試験の類似問題>
基本手当の給付制限の問題
【一般被保険者に係る基本手当の給付制限に関して】
基本手当の受給資格者が、公共職業安定所に紹介された事業主の面接を受けて採用通知を受けた直後において、正当な理由がなく就職することを拒否した場合、当該受給資格者はこれを理由に給付制限を受ける。
出典:令和7年 雇用保険法 問6
答え:〇
FPのライフプランニング科目の社会保険の内容と、社労士を比べると
1級になると、社労士の出題の肢と同レベルの問題が増えてきてますが、
社労士試験のように、一般的なテキストに未掲載の問題等、難問はありません。
FPは科目のバリエーションが広いので、広く浅くな部分がありますが、
各科目の専門士業からみると、やさいい感じを受けると思います
ライフプランニングなら社労士なら1級でも、経験値で合格点はとれる。
タックスプランニングは、税理士でない私でもとける、多少の勉強で解ける問題も多いので、おそらく、これも業務に精通された方ならば、1級でも簡単に感じるのではと思っています
同様に宅建士なら、不動産科目
金融関連の経験者、資格保持者であれば、金融資産運用科目 等
ファイナンシャルプランナーの難しさとは?
テキストを見ると、難易度を高くしている要因は「科目のバリエーションが」にあると感じます。
お金(資産形成)を軸にした資格ではありますが、出題範囲が非常に広く、多岐にわたるためです。

一方、社会保険労務士試験は労働法・社会保険を中心に10科目が出題されます。科目間で似てる部分もありますが、それぞれが独立した論点ばかりで、深く幅広い知識が求められます。その結果が合格率は6%前後という厳しいものになっていると思います。

その他の資格との検証
年金アドバイザー試験について、社労士合格後に挑戦した方の話を聞くと、3級は容易ですが、2級になると社労士の年金科目よりも難しい問題も出題されるとのこと。やはり、特定分野に特化した試験では、より専門的で深い知識が問われます。
さらに労働基準法が試験科目に含まれる資格として「運行管理者試験」があります。私は社労士になってから受験しましたが、「楽勝だろう」と油断していたところ、見たこともない通達からの出題に不覚にも失点。真剣に勉強した運輸系科目は満点でしたが、資格試験においては油断大敵だと痛感しました。
現在、ファイナンシャルプランナー試験に挑戦しようかと考えています。勉強を進めるなら、専門外の科目が最大の難関になるでしょう。しかし、年金関連の問題も丁寧に取り組む必要があると思っています。
これから社労士を目指す方へ
年金科目で「難しい」「得点できない」と感じたら、他の資格試験の年金問題を解いてみるのも一つの方法です。意外とサクサク解けることがあり、自分の知識量を実感できれば自信につながります。
社労士試験は難易度が高いので、簡単に問題がとけなくても当然です。「ここまで解ける自分はすごい」と思えるくらいでちょうど良いのです。本試験まで継続して勉強を続ければ、いつの間にかスラスラ解けるようになっていきます。
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